FXで何やっても勝てなくて、やったコト

FXで学ぶべき3つの分野とは?迷子トレーダーさんに捧げるFXの学び方~導入編~

更新日時:2021年06月14日 02:07

FXを始めたばかりの方あるいはFXで全然勝てない方(私はこの期間3年くらいありました)にとって、どうすれば勝てるのか?努力してる(つもり)だけど、実力がついてない・・・等々、『道』を見失っているという方々は非常に多いのではないでしょうか?

冒頭で述べたように私は『道』を見失っている迷子の期間が3年くらいありました。

かなり間違った方向性の努力と無駄な時間を使ってしまいまいましたが、今となればFXで勝てるようになるために必要な知識・スキルはそれほど多くない(多くはないけど浅くない)という事が分かりましたが、道に迷っている最中は正に五里霧中で途方に暮れたものです。

今回は、FXで勝てるようになる為に必要な知識・スキルについて体系的にまとめて行きたいと思います。

  1. FXで勝つために必要な知識・スキルは大きく分けて3つ
  2. トレードスキル
    1. 中級の条件
  3. 資金管理
    1. 1トレードあたりの損失許容額
    2. 勝率
    3. リスクリワード
  4. マインド
    1. ルールを守る
    2. 退屈に耐えながらコツコツ取り組む
    3. 人に頼らない
  5. まとめ

FXで勝つために必要な知識・スキルは大きく分けて3つ

  1. トレードスキル

  2. 資金管理

  3. マインド

これらは独立して存在しているものではなく、それぞれが関係していてどれが欠けても勝利を掴むのが難しいので、どれが大切でどれが大切ではないという事はなく、全てが大切な項目となります。

トレードスキル

恐らくFXをやってる皆さんが最も重要だと思っているのはこれではないでしょうか?

私もそれを追い求めましたが、トレードスキルのレベルを仮に超上級-上級-中級-下級-ダメな人の5段階に分けたとして。超上級や上級でないと勝てないか?というとそんな事はなく、『中級』のレベルに到達していれば勝てる・・・というのが私の実感です。

自己評価になりますが、私はトレードスキルはそれほど高くもないけど低くもない正に『中級』のレベルにあると思っていますが、年収はほにゃらら千万円ほどあります。

ちなみに過去に納税証明書付きで自身の年収についての動画を撮った事があるのですが、これは良くなかった・・・。Twitterやらメールやらで変なDMやらメールやらが来るようになってかなりヤル気が減退しました。

話が余談に流れてしまいましたが、トレードスキルについては『中級』レベルに到達していれば勝ちを積み重ねて行く事が出来ます。

中級の条件

中級という言葉だけでは抽象的で、何を持って中級とするのか?という話ですが、私の中では・・・

  1. ダウ理論の基礎を理解している

  2. サポレジが引ける

  3. フラクタル構造について理解している

の3つだと思っています。

今回はFXで勝つために必要な知識・スキルを大まかに説明する趣旨であるので、各項目の深掘りは次回以降という事で以下にサラっと説明していきます。

ダウ理論の基礎を理解している

正に基礎の基礎にして王道、これを外して相場を語る事は出来ない最重要項目です。とはいえ、それほど難解な理論ではなく、むしろシンプルな理論ですので必ず習得しましょう。

ダウ理論については以下の記事も併せてお読み頂くと理解が深まると思います。

参考記事:ダウ理論~FXで勝つ為に必要な事は全てダウ理論に含まれている~

参考記事:ダウ理論で目線を決める!もう迷わない。貴方のトレードを不惑の境地へ!

サポレジが引ける

サポレジは相場の山と谷に引くものなのでダウ理論が理解出来ていれば自然と身に着くものです。非常にシンプルですが、トレードでは非常に役立ちます。

サポレジの引き方については以下の記事も併せてお読みください。

参考記事:FX初心者必見!!誰も教えてくれなかった水平線・波の描き方

参考記事:ダウ理論初心者必読!チャートに波を書く3つの方法

フラクタル構造について理解している

個人的には相場を難しくややこしくしている最たるものがこれで、例えば世界の相場参加者が全員1時間足しか見てなければ相場はもっと簡単になると思います。

一口に『上昇トレンド』と言っても、日足の話なのか?1時間足の話なのか?トレーダー毎に千差万別であり、他の2つに比べると習得難易度は高いと思います。

資金管理

意外とできてない人が多い分野ではないでしょうか?最初に断言しておきますが、これが出来てない人は長い目で見たら絶対に勝てません。

勝つためにはトレードスキルを向上させればいい・・・と考えがちですが、資金管理はトレードスキルと同じく非常に重要な分野です。

トレードというものは、ウマい人でも4回に1回~3回に1回くらいは損切りするもので、『中級』の方であれば2回に1回くらいは損切りするのが普通です。

しかし、適切に資金管理をする事でチャンスを増やし、トータルでの損益をプラスに持っていくことは十分可能です。

資金管理はトレードスキルの習得に比べると地味な分野のお話ではあるのですが、重要度としてはトレードスキルの習得と同等以上の重要性があります。

また、自身の財政状況と向き合う事で物事を冷静に見つめる機会ともなり得るもので、FXで資産を増やしたいと思ってる方は絶対に習得しなければならないものです。

資金管理をする上での考え方の柱は以下のようになります。

  1. 1トレードあたりの損失許容額

  2. 勝率

  3. リスクリワード

前述したように今回はFXで勝つために必要な知識・スキルを大まかに説明する趣旨であるので、各項目の深掘りは次回以降の機会に譲りここではサラッと触れて行こうと思います。

1トレードあたりの損失許容額

1回のトレードあたりでの損失許容額を決めます。福利で運用していくのか?福利を用いないのか?と言った事も含まれますが、適切なロット計算が求められます。

勝率

勝率が高いエントリーポイントを選ぶという事になりますが、これは前述したトレードスキルの向上と密接にかかわってきます。

『これってトレードスキルの問題じゃね?』と思われる方もいらっしゃるのではないかと思いますが、あえてこっちに持ってきたのには理由があり、勝率を資金管理と絡める事で資金管理に具体性を持たせ、ご自身のトレード・エントリータイミングのデータ分析の必要性を意識するという狙いもあります。

リスクリワード

1トレードあたりの損失許容額とも密接にかかわってきますが、損切りを設定する事で1トレードあたりの最大の損失をコントロールする事が可能となります。

これによって、期待値との比較からリスクリワードを考え、リスクリワードを高めて行く事を考えます。一般にリスクリワードが高まれば、最終的に利益を残すために必要な勝率は下がります。逆に言うとリスクリワードが低いと非常に高い勝率が必要となってしまいます。

マインド

ここで言う『マインド』とは、『含み損に耐える精神力』の事ではありません。

ここまでサラッと話してきた内容でご理解頂けると思いますが、トレードスキルがあり資金管理が出来ていれば、トレードの中で含み損をガマンする必要がなくなります。

ここでは、私がトレーダーとして大事にしているマインドをザっとご説明して行きたいと思います。例にもれず、今回はFXで勝つために必要な知識・スキルを大まかに説明する趣旨であるので、各項目の深掘りは次回以降の機会に譲りたいと思います。

ルールを守る

簡単に言うと『己を律する』という事になりますが、いかに優れたトレードスキルを持ち合理的な資金管理をしていてもそれを守れなければ勝てない・・・という簡単なお話になります。

ただ、これは頑なになる・・・という事とは少し違って『絶対に守らないといけない厳選されたルールだけを死守する』という事です。これについてはいつか別の記事で深掘りしたいと思います。

退屈に耐えながらコツコツ取り組む

トレーダーというお仕事は世間一般には右から左にお金を動かして沢山お金を稼ぐと言った華々しいイメージがあるかも知れません。

しかし、実際にやってみると地味で華々しさみたいなものはなかったりします。

悪く言えば退屈という事になりますが、その退屈に耐えながらコツコツ取り組まなければいきません。

人に頼らない

FXはギャンブル的要素・勝負的な要素があるものです。私はFXを一種の戦いであると思っていますが、FXにおいては何があっても自己責任で誰も助けてくれません。

しかし、負けが込んだりしていると誰かに助けて欲しいと思ってしまうのが人間でもあります。

結果、怪しげな情報商材に頼ったり、投資詐欺に引っ掛かって『投資以外』の部分でお金を溶かす・・・という事も起こり得ます。

怪しげな情報商材を売りつけたりとか投資詐欺を行う人間は人として最低のクズですので、許されるべきものではありませんが、『人を頼ろうとする弱さ』がそれらを招いている側面もあります。

自力で突破する事を決意した人のみが『勝ち』を得る事が出来ますので、人を頼る気持ちは捨てて独力で道を切り開く事を肝に銘じましょう。

まとめ


今回はFXで勝つために必要な必要最低限の事に絞ってザっと触れてみました。これだけでも自分に足りないもの出来ているものの切り分けが出来たのではないでしょうか?


各項目についての掘り下げは次回以降、改めて掘り下げて行きたいと思います。


次回の記事でまたお会いしましょう!

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