FXで何やっても勝てなくて、やったコト

負け犬たちの嘆きを知れ!!その名はOANDA糞ポジチェッカー!!

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これまで、2回ほどFXのオーダー情報について、記事を書いてきました。今回はその閑話休題として、他の投資家のポジションを知る他の方法について書いてみたいと思います。

■参考リンク

FXオーダー情報の使い方(基本編)~オーダー情報の探し方~

FXオーダー情報の使い方(思考法編)~何故オーダー情報を重視するのか?~

FX会社の中には顧客の取引や注文しているポジションについて公開している会社があります。個々のFX会社が公開しているものなので、あくまでもその会社の顧客のデータで市場全体のデータを表すものではなく、会社によってもデータは異なりますが、個人投資家のポジションを知る上で有用な情報です。これをオーダーブック、通称糞ポジチェッカーと言います。

比較的有名なものにOANDAの外国為替注文書、通称OANDA糞ポジチェッカーというモノがあります。今日はこのOANDA糞ポジチェッカーについてお話をしてみたいと思います。

まずは見てみよう

OANDAの未執行注文(Open Orders)と未決済ポジション(Open Positions)のページを見て見ましょう。

そうしますと下のような画像が表示されるはずです。

GW-00193.jpg

上の画像はドル/円ですが、真ん中あたりにあるプルダウンで、他の通貨ペアも見る事が出来ます。

未決済の注文の見方

GW-00193-1.jpg

上の画像の赤枠の部分は『未決済の注文』を表しています。赤枠の中に更に1~4まで番号を振っています。これらはそれぞれ・・・

1.指値の売り注文

2.逆指値の買い注文

3.逆指値の売り注文

4.指値の買い注文

を表しています。一般的に逆指値の売買注文は損切りの注文である事が多い(必ずしもそうではない事もあります。ブレイクアウト狙いとかであえてそういう注文を入れる人もいます。)ので、緑のラインについては損切りの注文が多く入っていると捉えて良いと思います。

未決済のポジションの見方

GW-00193-2.jpg

上の画像の赤枠の部分は『未決済のポジション』を表しています。赤枠の中に更に1~4まで番号を振っています。これらはそれぞれ・・・

1.含み益のあるショートポジション

2.含み損のあるロングポジション=通称糞ポジ

3.含み損のあるショートポジション=通称糞ポジ

4.含み益のあるロングポジション

を表しています。このようにどの辺りで売買をして、含み益あるいは含み損を抱えているポジションが一目瞭然です。

自分がどういう存在であるかを知る

いわゆる機関投資家は、こういった個人投資家の注文情報やポジション情報を我々のような一般の個人投資家が得るよりもはるかに早く入手できると思われます。また、それらの情報は精度としても我々が入手出来るものよりも高い精度を持っているのではないかと考えられます。

我々のような個人投資家は、まずその資金力において機関投資家とは比べ物になりませんが、情報戦においても不利な状況にいます。我々は相場の中で色々な面での弱者なのです。弱者であるという事を自覚した上で、弱者が勝つ為にはどうすれば良いのかを考えなければなりません。

自分が弱者と自覚した上で強者がどうするかを考える

機関投資家は我々の損切りを巻き込む事で利益を上げる事が必勝パターンの一つです。なぜなら、力のある機関投資家同士で戦って勝つよりも、弱者の我々を利用して儲ける方が彼らにとっては簡単だからです。

それでは我々はどうすればいいのでしょうか?

それは簡単です。強者の視点に立って考えればいいのです。強者はストップロスを狙いに来る事が多いと書きましたが、そうであれば我々も強者がストップロスを狙いに来た動きに便乗してトレードを行えばいいのです。

私は常々、このブログにおいてオーダー情報(インターバンクオーダー等)を使いながら、その裏にある投資家心理の洞察をする事の重要性を説いてきましたが、相場はテクニカル分析だけでは測りきれない投資家心理というモノがあり、その部分に考えが及ばないとなかなか勝つ事は出来ないという考えているからです。

相場はけして一人でやっているものではありません。モニターの向こうには何億と言う人がいて、その思惑というモノが渦巻いています。自分の手法や自分の理論というモノだけに捉われず、常に相場に参加している人がどういう目で相場を見ているのかと言う事に思いを馳せつつトレードをする習慣をつけましょう。

2016年8月1日から8月31日の間で、本番口座にて10万通貨以上取引、20万円以上預入をした方に対して、MT4のチャートにクソポジチェッカーを表示するインジケーターの配布を行うキャンペーンを行っているそうです。

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