FXで何やっても勝てなくて、やったコト

トレードで負ける理由は「主観」だった|相場観の作り方(祈るな、観ろ)

更新日時:2026年02月18日 20:20

トレードで負ける理由は、手法やインジケーター以前に「主観が相場観に混入してしまう」ことが原因になっているケースが多いです。

この記事では、主観が混ざる典型パターン(他人任せ/妄想/焦燥感)と、そこから抜け出すための「現象を観測する」考え方を、図解で整理します。

※本記事は教育目的の情報整理です。投資判断はご自身の責任で行ってください。相場は損失が発生する可能性があります。

  1. 主観が負けを作る
  2. 相場観の根拠を整理する
  3. 主観が混ざる3パターン
    1. 主観①:権威に乗る(他人任せ)
    2. 主観②:物語に乗る(ニュース)
    3. 主観③:感情フィルター(焦り/取り返し)
  4. 主観が招く悪循環と対処
    1. 対処:24時間ルール
  5. 相場には"反対側"がいる
  6. 現象を冷静に観る=事実を言葉にする
  7. 相場は期待を考慮しない
  8. 最後に:祈るな、観ろ
  9. まとめ:再現性チェック

主観が負けを作る

主観が負けを作る

「上がってくれ」「下がってくれ」と祈った瞬間、あなたはもう相場を見ていません。見ているのは、自分の都合です。

主観が混ざると、相場観の"軸"がぶれます。軸がぶれたまま判断すると、勝っても再現できず、負けが積み上がりやすくなります。

ポイント:問題は"感情があること"ではなく、感情や思い込みを根拠に判断してしまうことです。

参考:水平線・波の描き方(最小手順)

相場観の根拠を整理する

相場観の根拠はどれ? 3つの主観

まず自分の中で、「上がりそう/下がりそう」の根拠がどこにあるかを分解します。

根拠は大きく3つに分かれます。

  • チャートの事実(確認できるもの)

  • 意見・ニュース(ストーリーになりやすい)

  • 感情(焦り/取り返し/恐怖)

このうち「チャートの事実」を軸にしないと、判断が不安定になりやすいです。

主観が混ざる3パターン

主観①:権威に乗る(他人任せ)

主観①:権威に乗る(他人任せ)

誰かの発言(権威・インフルエンサー・有名アナリスト等)を「そのまま採用」すると、判断のロジックが自分の中に残りません。

情報収集はOKでも、相場観は自分のロジックで作る必要があります。

参考:ダウ理論で目線を決める

主観②:物語に乗る(ニュース)

主観①:権威に乗る(他人任せ)

ニュースは納得しやすく、「上がるはず/下がるはず」を作りやすい材料です。

ただし相場は、ストーリーどおりに動くとは限りません。むしろ逆に動くこともあります。

注意:現実(値動き)を否定すると、思考停止になりやすい。

参考:FX環境認識のやり方(日足→4時間足→1時間足)

参考:負けやすい行動のまとめ(やりがちNG)

主観③:感情フィルター(焦り/取り返し)

主観③:感情フィルター(焦り/取り返し)

「取り返したい」「今入らないと...」が根拠になると、判断がブレやすいです。

感情は誰にでもありますが、感情が"根拠"になると、相場観が歪みます。

参考:ポジポジ病の対策

主観が招く悪循環と対処

主観が招く悪循環と対処

負けが引き金になり、焦り→エントリー増→さらに負け...という悪循環に入りやすくなります。

このループは、資産だけでなくメンタルも削ります。

対処:24時間ルール

対処:24時間ルール

負け直後は判断が歪みやすいので、いったん"相場から距離"を取ります。

  • 24時間、チャートを開かない

  • 見たくなったら外に出る(気分の切り替え)

  • スマホに取引ツールを入れない(衝動エントリー防止)

狙い:冷静さを取り戻し、「自分の形」が来るまで待てる状態に戻す。

相場には"反対側"がいる

相場には

相場には、常に反対側の立場の人がいます。

あなたが買うなら、売っている誰かがいます。反対側から見れば、あなたが「おかしい」と感じる値動きが"当然"のこともあります。

相手心理・状況を見る

ここで大事なのは「優しさ」ではありません。判断材料を増やすために、相手の心理=状況を想像する、という話です。

  • 相手が逃げていく兆候 → 追撃の一手

  • 相手が嵩にかかって攻めてくる → 身をかわす(回避)

  • 状況によっては合流して攻めに回る

現象を冷静に観る=事実を言葉にする

現象を冷静に観る=事実を言葉にする

"現象を冷静に観る"とは、難しいことではありません。事実のみを言葉にすることです。

たとえば、

  • 「上がるはず」=主観(思い込み/期待)

  • 「陽線が確定した」=現象(確認できる事実)

現象は曲げられない。予想は何度でも修正していい。

参考:相場を分析するには言葉が必要

相場は期待を考慮しない

相場は期待を考慮しない

ストーリーや個人の思惑や期待がどうであっても、相場はそれを考慮しません。

投資は最後の最後、予想(上がる/下がる)を元に入るしかありません。しかし勝ち負けは、その先の「現実(現象)」で決まります。

だからこそ、現象を観測する姿勢がないと、予想の先にある未来を現実にしにくい、という話になります。

最後に:祈るな、観ろ

最後に:祈るな、観ろ

あなたがチャートを見ている時、祈ってしまっていませんか?

「上がってくれ」「下がってくれ」と祈った瞬間、あなたはもう相場を見ていません。自分の都合を見ているだけです。

相場は祈りには反応しませんが、正しい行動には結果で答えてくれます。

祈るな、観ろ。この言葉を胸に、明日からのチャートに向き合ってみてください。

まとめ:再現性チェック

最後に、相場観が"主観寄り"になっていないか、再現性の観点でチェックします。

  • この相場観で勝てていますか?(たまたまではない)

  • 再現性はありますか?(説明できる根拠がある)

  • 同じ状況なら、同じ判断ができますか?

自信がないなら、主観寄りの可能性があります。いったん「現象(事実)」に立ち返るのが安全です。

この記事の内容はYouTubeでも図解つきで解説しています(復習用)。

 

【執筆者】くろろん(FX投資家 / YouTuber)

2013年からFX開始。インジケーターを全部外し、ダウ理論・サポレジで判断基準を解説しています。当サイトはXMを含むアフィリエイトを利用する場合があります。投資判断は自己責任で、取引には元本割れ等のリスクがあります。