XMのスワップ完全ガイド|計算・戦略・全銘柄一覧【2025年最新】
更新日時:2025年10月01日 15:00FX取引には、スワップポイントという仕組みがあります。
初心者だけでなく経験者の方でも、スワップポイントについてよくわかっていないと感じている方がいるのではないでしょうか。
この記事では、XMのスワップポイント完全ガイドとして、計算方法や戦略、全銘柄一覧などを解説します。この記事を読むことで、XMにおけるスワップポイントの仕組みがわかるようになるので、参考にしてください。
- XMのスワップとは?仕組みと基本解説
- XMスワップの発生時間と付与ルール
- XMスワップ3倍デー(水曜)の仕組み
- XMスワップ一覧と確認方法
- XMスワップの計算方法
- XMスワップで稼ぐ戦略
- XMスワップの注意点とリスク管理
- KIWAMI極口座のスワップフリー活用術
- XMスワップに関するFAQ
XMのスワップとは?仕組みと基本解説
XMのスワップ3大要点
通貨ペア
低レバレッジ
保有ポジション
スワップポイントとは、2国通貨の金利差による調整額のことです。ポジションを長期保有すると、継続的に利益を得ることも損失を被ることもあります。
トレーダーはスワップポイントの仕組みを理解しなければなりません。
スワップポイントの仕組み(金利差で発生)
異なる通貨の金利差により、スワップポイントという調整額が発生します。高金利通貨を買って低金利通貨を売るとプラススワップとなり、スワップポイントを受け取ることが可能です。
一方、低金利通貨を買って高金利通貨を売るとマイナススワップとなり、スワップポイントを支払う必要があります。
プラススワップとマイナススワップの違い
スワップポイントがプラスになると利益が生じ、マイナスになるとコストが発生します。
プラススワップとマイナススワップの違いをまとめると、次のとおりです。
プラススワップ | マイナススワップ |
利益を得る |
コストが発生 |
高金利通貨を買い、低金利通貨を売った場合 |
低金利通貨を買い、高金利通貨を売った場合 |
スワップポイントを受け取る |
スワップポイントを支払う |
プラススワップを継続すれば、利益を得られますが、マイナススワップが多いと想定外の損失を被るおそれがあります。
そのため、できるだけマイナススワップにならないよう注意が必要です。
政策金利が与える影響
政策金利は、スワップポイントに大きな影響を与えます。政策金利とは、各国の中央銀行が設定する金利のことです。
政策金利が変動すると、スワップポイントも変動します。そのため、政策金利の発表直後はスワップ条件も変化することに注意が必要です。
XMスワップの発生時間と付与ルール
日本時間での付与タイミング
・午前6時(夏時間)
・午前7時(冬時間)
XMのスワップポイントは、ロールオーバー時に付与されます。ロールオーバーとは、保有するポジションを翌日に持ち越すことです。
付与時間は、夏時間と冬時間で付与時間が変わる為、日本時間で確認しておく必要があります。
日本時間での付与タイミング
スワップポイントが発生するのは、原則として日本時間の午前6時です。夏時間は午前6時ですが、冬時間は午前7時にスワップポイントが発生します。
ロールオーバー時に保有が条件
ロールオーバー時にポジションを保有しているときのみ、スワップポイントが付与されます。ロールオーバーよりも前にポジションを決済した場合、スワップポイントは付与されないので、注意が必要です。
一方、マイナススワップの場合、ロールオーバー前にポジションを決済することによりスワップポイントの支払いを回避できます。
サマータイムと冬時間の違い
スワップポイントの付与時間について、夏時間は冬時間よりも1時間早まります。
サマータイムは欧米を中心に導入されており、時間切替時に注意が必要です。
XMスワップ3倍デー(水曜)の仕組み
水曜がスワップ3倍デーの理由は、取引が停止される土日分を前倒し付与するため
XMでは、水曜日のスワップポイントが3日分まとめて付与されます。原則として、FX市場(外国為替市場)の決済日は2営業日後となるため、火曜日に取引した場合の決済日は木曜日です。
ただし、水曜日に取引した場合の決済日は金曜日ですが、それに加えて取引が停止される土日分を先取りする仕組みになっています。
取引前に、保有するポジションを翌日に持ち越すという付与条件を理解することが重要です。
土日分がまとめて付与される理由
土日分のスワップポイントがまとめて付与されるのは、FX市場が休場となる為です。そのため、休場中に発生するスワップポイントは水曜日に加算されます。
週末保有者の収益を調整することが目的です。週末も為替変動リスクがあるため、スワップポイントを調整することで損益のズレを解消します。
祝日付与はカレンダーで確認
クリスマスや年末年始のような世界的な祝祭日は休場となりますが、日本の祝日(ゴールデンウィークなど)の影響は受けません。
そのため、年末年始のような大型連休がある場合、スワップポイントの付与日が前倒しされます。祝祭日の詳細については、XMの公式サイトにある「経済指標カレンダー」で確認しましょう。
XMスワップ一覧と確認方法
主要銘柄のスワップ傾向
・主要通貨は低い
・マイナー通貨は高い
XMでは銘柄ごとにスワップ条件が異なります。そのため、全銘柄のスワップポイント一覧で比較し確認することが重要です。
スワップポイントは日々変動するため、最新の数値を確認するという意味もあります。最新レートは、XM公式-FX取引 やMT4/MT5(取引ツール)で確認可能です。
全銘柄スワップ一覧【2025年版】
XMでは、FX通貨ペアはもちろんゴールドやシルバーなどの貴金属、仮想通貨・株式CFDなどにもスワップポイントが設定されています。ただし、商品や貴金属、エネルギー、株価指数の先物CFDはスワップポイントの対象外です。
一方で、現物の株価指数とエネルギーにはスワップポイントが発生します。各銘柄を比較・確認する際は、ジャンル別に整理するのが効果的です。最新情報は、XM公式-FX取引 で把握できます。
各銘柄について、次のようにジャンル別に解説します。
FX通貨ペア(主要・新興国)
ゴールド/シルバー
仮想通貨CFD(BTC/ETH等)
株価指数・株式CFD・エネルギー
FX通貨ペア(主要・新興国)
・主要通貨はスワップポイントが安定している
・新興国通貨は変動幅が大きい
FX通貨ペアのうち、主要通貨は比較的スワップポイントが安定しています。金利差や為替が大きく変動しない傾向にあるからです。
一方、新興国通貨は変動幅が大きい傾向にあります。そのため、主要通貨と比べると不安定です。
ゴールド/シルバー
ゴールドやシルバーなどの貴金属CFDには、インフレ時に価格が上昇しやすいという特徴があります。そのため、多くの投資家が安全資産として投資するのがゴールドなどの貴金属です。
一方で、貴金属CFDの変動率は高く、保有コストが発生するというデメリットがあります。
仮想通貨CFD(BTC/ETH等)
仮想通貨スワップの特徴
・高額になりやすい
・短期向け
仮想通貨CFDの特徴は、スワップポイントが高額になりやすい傾向にあることです。そのため、多くの取引で低金利通貨を買うため、多くの銘柄でスワップポイントがマイナスになります。
マイナススワップが発生する場合、金利を支払う必要があるため、仮想通貨CFDは長期保有には向いていません。
株価指数・株式CFD・エネルギー
・JP225(日経225)/p>
・WTI OIL(原油)
・Apple
商品や株価指数にも、スワップ条件があります。銘柄ごとに生じるのは、取引時間や金利、価格などの条件の違いです。
貴金属や株式指数、エネルギーなどの物CFDにはスワップポイントが発生しますが、先物CFDには発生しません。
リアルタイム確認方法3選
最新のスワップポイントは、ツールや公式サイトなどで確認しましょう。例えば、MT4/MT5などのツールから確認できます。
また、保有ポジション画面でも反映されたスワップポイントをリアルタイムで確認可能です。リアルタイム確認方法として、次の3つを解説します。
MT4/MT5で気配値を確認
公式サイトの最新レート
保有ポジションから確認
MT4/MT5で気配値を確認
XMにおいて最新のスワップポイントは、MT4/MT5の気配値ウィンドウ(気配値表示画面)から確認できます。具体的には、左サイドバーから確認したい通貨ペアを右クリックし、仕様を選択するという手順です。
取引画面が表示されるので、最下部までスクロールすれば、通貨ペアの買い・売りスワップが確認できます。なお、4つの口座タイプの中で「KIWAMI極口座」のみスワップフリーで取引可能です。
公式サイトの最新レート
XMの公式サイトでも、スワップポイントの最新レートが確認できます。スワップポイントは日々変動しているため、定期的に確認することが必須です。
スワップポイントは毎日発生するため、毎日確認することをおすすめします。
保有ポジションから確認
スワップポイントが発生すると、建玉(保有ポジション未決済)画面の口座履歴に含み損益として計上されます。そのため、建玉画面で損益が確認可能です。
保有ポジションが決済されると、スワップポイントの損益が確定し建玉の損益欄に反映されます。
XMスワップの計算方法
公式ツール=初心者向け
手動計算=仕組み理解に最適
XMのスワップポイントは、公式ツール(スワップ計算機)と手動計算の両方で算出できます。スワップ計算機は、初心者でも直感的に使用可能です。
一方、手動計算はスワップポイントの計算についての理解を深めるために役立ちます。XMスワップポイントの計算方法について、次の2点を解説します。
公式スワップ計算機の使い方
手動計算と円換算の手順
公式スワップ計算機の使い方
XM公式スワップ計算機は、数値を入力するだけですぐに算出されます。通貨ペア、口座タイプ、ロット数量を選んで、数値を入力すれば完了です。
通貨ペア・ロット数・口座選択
XMのスワップ計算機は、必要項目を入力するだけで自動計算されます。複数ロットや異なる口座の比較も容易です。
例えば、次のように入力した場合、計算結果は以下のようになります。
口座の基本通貨:JPY
通貨ペア:USD/JPY
口座タイプ:スタンダード口座
ロット数量:1
スワップ買い(JPY):352.00
スワップ売り(JPY):2,858.00
手動計算と円換算の手順
XMスワップポイントの計算式を理解すれば、公式ツール(スワップ計算機)を使用しなくてもスワップポイントの算出は可能です。
公式ツールが使えない場合でも、スワップポイントを計算できます。また、円換算の流れを理解しておけば、実務に便利です。
通貨ペアの計算式
通貨ペアについて1日あたりのスワップポイントの計算式は、次のとおりです。
スワップポイント/日 = ロット数 × スワップポイント(買い/売り) × 1ロットの価値(契約サイズ × 小数桁)
ロット数とは通貨の取引数量のことでXMの場合、マイクロ口座(1,000通貨)を除き、1ロットは10万通貨となります。契約サイズと小数桁については、MT4/MT5で確認可能です。
例えば、「USD/JPY」の場合の契約サイズと小数桁は、次のとおりです。
契約サイズ 100,000
小数桁 3(3桁=0.001)
小数桁は、3桁か5桁(=0,00001)のいずれかです。
スワップポイントを算出する場合、単位は決済通貨(通貨ペアの右側)となります。例えば、「USD/JPY」の場合、日本円が決済通貨のため、日本円に換算する必要はありません。
ただし、決済通貨ではない(通貨ペアの左側)場合は、為替レートにより日本円に換算する必要があります。
具体的に手動計算は、次のとおりです。
手動計算と円換算の具体例(USD/JPY 1lot)
1.ポイント算出
ロット数 × スワップポイント
1lot × 3.52
3.52
2.1ロットの価値
1の結果 × 1ロットの価値
3.52 × 100
352円
※1ロットの価値 =(契約サイズ × 小数桁)=(100,000 × 0.001)= 100
日本円が決済通貨のため、円換算は不要です。
ゴールドなど貴金属の計算式
貴金属CFDのスワップポイントを計算する際には、スワップポイントの単位とレートが異なっている点に注意が必要です。
貴金属CFDの計算式は、通貨ペアと同じです。
スワップポイント/日 = ロット数 × スワップポイント(買い/売り) × 1ロットの価値(契約サイズ × 小数桁)
ゴールド(XAU/USD)の手動計算と円換算の具体例は、次のようになります。
ゴールド(XAU/USD)のスワップ計算例
1.ロット数
取引数量 × スワップポイント
1lot × -53.86
-53.86
2.ドル換算
1の結果 × 1ロットの価値
-53.86 × 100
-5,386 USD
円換算
2の結果 × 為替レート(USD/JPY)
-5,386 × 150円
-807,900円
※1ロットの価値 =(契約サイズ × 小数桁)=(100,000 × 0.001)= 100
※oz = オンス
XMスワップで稼ぐ戦略
稼ぐ戦略の3本柱
・高スワップ通貨の利用
・証拠金の管理
・主要通貨の活用
XMスワップポイントで稼ぐには、高スワップ通貨や長期保有で利益を狙います。この場合、リスク管理と証拠金試算が成功のカギです。
ドル円などの主要通貨も、戦略の安定に活用できます。XMスワップで稼ぐ戦略として、次の3点が挙げられます。
高スワップ通貨ペアランキング
スワップ生活は可能か?証拠金と収益試算
ドル円など主要通貨の活用法
それぞれについて、解説します。
高スワップ通貨ペアランキング
新興国通貨などのマイナー通貨は高スワップの傾向があるため、利益が大きいです。
マイナー通貨などの高スワップ通貨ランキングは、次のようになります。
XMの高スワップ通貨ペアランキング
USD/CNH(米ドル/人民元)
+10.12
オフショア・オンショアの2つの市場がある。管理変動相場制。AUD/CHF(豪州ドル/スイスフラン)
+3.24
値動きが激しくスワップポイントが高いAUD/JPY(豪州ドル/日本円)
+2.95
資源国通貨で流動性が高いNZD/CHF(ニュージーランドドル/スイスフラン)
+1.47
ボラティリティが低いNZD/JPY(ニュージーランドドル/日本円)
+1.21
スワップポイントを狙える
これらの高スワップ通貨で稼ぐ場合、為替変動リスクなどがあります。他にもマイナススワップによる支払いリスクもあるため、注意が必要です。
トルコリラ等の長期保有戦略
長期保有のメリットとリスク
メリット
インカムゲインが得られる
為替差益によるキャピタルゲインが期待できる
こまめに取引をする必要がない
リスク
マイナススワップになるリスク
ロスカットになるリスク
塩漬けになるリスク
トルコリラなどの高金利通貨は、長期保有することで大きな利益が見込めます。ただし、急激に通貨価値が下落することでスワップポイントによる利益が減少するおそれがあるため、要注意です。
このリスクを避けるためには、分散投資する必要があります。
XMハイレバを活かした投資法
ハイレバレッジを利用して、スワップポイントによる利益を拡大することが可能です。しかし、この手法は大きなリスクも伴います。
そのリスクとは、大きな損失を被るおそれがあることです。さらに、証拠金維持率が低下しやすいというリスクもあります。
証拠金維持率とは、必要な証拠金に対する有効証拠金の割合のことで、どれだけ証拠金に余裕があるかを示す指標です。
証拠金維持率を見ることで、どれだけポジションを維持しやすいかがわかります。つまり、証拠金維持率が高ければ高いほど、ポジションを維持しやすいということです。
証拠金維持率を利用すれば、ハイレバを活かした投資ができます。
スワップ生活は可能か?証拠金と収益試算
スワップポイントによる生活は理論上可能ですが、多額の証拠金が必要になります。
スワップ生活をした場合の証拠金と収益シミュレーションを豪州ドル/日本円を例に解説します。
通貨ペア:AUD/JPY(豪州ドル/日本円)
必要証拠金(目安):約40万円
想定月間スワップ利益:約7,700円
スワップ生活には多額の資金が必要であり、マイナススワップなどのリスクがあるため、安定した収入は見込めません。
そのため、生活資金としてスワップポイントに依存することは、現実的に困難です。
ドル円など主要通貨の活用法
主要通貨のメリット3点
・政治的・経済的に安定している
・取引量が多い
・金利変動などのリスク管理がしやすい
ドル円などの主要通貨には上記のようなメリットがあるため、スワップが安定しているという特徴があります。そのため、長期投資のサブ戦略として主要通貨は有効活用が可能です。
ボラティリティが低くリスクを抑えやすいため、主要通貨は有効活用できます。
XMスワップの注意点とリスク管理
スワップ取引でよくある失敗例3つ
・マイナススワップ
・両建て取引はマイナスになることがある
・証拠金不足でロスカットされる
スワップポイントには、見落としがちなリスクがあります。例えば、マイナススワップや両建て取引で損失が拡大することがあるので、注意が必要です。
その結果、証拠金不足や強制ロスカットにつながります。そこで、スワップポイントの注意点とリスク管理について、次の5点を解説します。
マイナススワップに注意
スワップが「悪い/つかない」理由
両建てでマイナスになる仕組み
スワップだけの出金は不可
証拠金維持率とロスカットリスク
マイナススワップに注意
マイナススワップが続くと数万円単位の損失になる
FX取引において決済するまで毎日発生するスワップポイントは、マイナスになることがあります。
そのため、FX取引における長期保有ではマイナススワップが大きな負担になるため、注意が必要です。
スワップが「悪い/つかない」理由
スワップが「悪い/つかない」主な原因3つ
・マイナススワップになる
・金利変動リスク
・KIWAMI極口座はスワップフリー
スワップポイントが「悪い/つかない」ことがあるのは、通貨ペアや市場環境で付与額が変動するからです。
証拠金や口座タイプによっても、スワップポイントには差が出ます。例えば、証拠金維持率の低下によるロスカットやスワップフリーのKIWAMI極口座などがあります。
両建てでマイナスになる仕組み
XMで両建て取引をする際、低金利通貨を買い高金利通貨を売るとマイナスになります。
マイナススワップはコストになるため、スワップポイントだけを狙った両建て取引はおすすめできません。
スワップだけの出金は不可
スワップポイントの注意点
・スワップだけの出金不可
・未決済では出金できない
スワップポイントによる損益は、決済と同時に確定します。そのため、未決済状態では出金できないルールです。
マイナススワップの場合に決済すると、口座残高が減額されます。
証拠金維持率とロスカットリスク
FX取引において、大体のケースにおいて、スワップポイントによる利益よりも価格変動のほうが大きいです。
特に高金利通貨ペアの場合、スワップポイントを上回る損失が生じるリスクが高いです。そうならないためには、証拠金維持率をできるだけ高く維持しておくことが重要になります。
XMでは、証拠金維持率が50%未満になるとマージンコールという警告メールが届き、20%未満になるとロスカットが実行されます。
ただし、XMではゼロカットシステムを採用しているため、口座残高がマイナスになった場合でも追加証拠金(追証)が請求されることはありません。
ゼロカットシステムによってマイナス残高分はXMの全額負担となり、口座残高がゼロにリセットされるからです。
KIWAMI極口座のスワップフリー活用術
スワップフリーの3大メリット
・対象銘柄が多い
・長期保有に向いている
・コスト削減
KIWAMI極口座は、スワップフリーで取引可能です。対象銘柄が多く、長期投資に有利となっています。
ただし、スワップフリーが解除されることがあるため、解除条件や注意点を理解しておくことが重要です。
KIWAMI極口座のスワップフリー活用術として、次の4点を解説します。
KIWAMI極口座の仕組みとメリット
フリー解除条件と警告表示
取引できない場合の対処法
口座比較|スワップで選ぶ4タイプ
KIWAMI極口座の仕組みとメリット
KIWAMI極口座で得られる3つの利点
・長期保有に向いている
・短期取引に有利
・対象銘柄が多い
KIWAMI極口座において、対象銘柄はスワップフリーで取引可能です。そのため、長期保有やデイトレードにコスト面で有利になっています。
他の口座にはない独自の強みがあることが、KIWAMI極口座のメリットです。
スワップフリー対象の銘柄
スワップフリー対象銘柄
KIWAMI極口座においてスワップフリー対象銘柄は、主要通貨ペアと貴金属CFDです。
対象銘柄は、XM公式サイト(https://xem.fxsignup.com/account-type/kiwami.html)で随時確認できます。
長期保有でもコストを抑えられる理由
長期保有が有利になる2つの理由
・低コスト
・金利差を気にせず取引可能
KIWAMI極口座はスワップフリーで取引手数料も無料なので、低コストで取引可能です。
また、金利差を気にせずにポジションを維持できます。
フリー解除条件と警告表示
解除条件
・複数口座間での両建て取引
・アービトラージ(裁定取引)
などの利用規約違反
KIWAMI極口座のスワップフリーは、一定条件下で解除されることがあります。一定条件とは、上記のような利用規約違反をしたと判断された場合です。
この場合、XMから通知(警告)が来るので、XM公式サイトの利用規約を確認しましょう。
取引できない場合の対処法
スワップフリーの取引ができなくなった場合、利用規約違反が原因です。この場合、事前に通知があるので、すぐにサポートに問い合わせて早期解決を図る必要があります。
このような事態を回避するには、最新の利用規約を常に確認することが重要です。
口座比較|スワップで選ぶ4タイプ
XMの4つの口座タイプのうちスワップフリーで取引できるのは、KIWAMI極口座のみです。そのため、KIWAMI極口座と他の3口座を比較した上で選択することが重要になります。
4つの口座について取引スタイルを整理して、自分に合った口座を選択しましょう。
XMスワップに関するFAQ
XMスワップポイントに関する質問について、回答します。
付与は日本時間で何時?
スワップポイントの付与は、日本時間で夏時間は午前6時、冬時間は午前7時です。
平日のロールオーバー直後に付与されます。
決済しないと確定しない?
決済時にスワップポイントの損益が確定するため、決済しないと確定しません。
未決済では出金できない点に注意が必要です。
利益は課税対象?確定申告は必要?
スワップポイントによる利益は、取引の利益と同様に課税対象です。
年間利益が一定額(20万円)を超えると、確定申告が必要になります。
年末年始や祝日の付与スケジュール
年末年始や祝日などの休場日のスワップポイントは、数日分が前もって付与されます。
例えば、水曜日に付与されるのは土日分を含めた3日分です。
デモ口座でもスワップは発生する?
デモ口座でもスワップポイントは発生し、スワップ計算に反映されます。
ただし、実際の利益や課税には影響しません。