パラボリックSARをもとに支持線と抵抗線を表示するMT4インジケーター「Brooky_Psar_Levels」
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パラボリックSARは、値動きの転換を分析する際に用いられるインジケーターで、J・W・ワイルダー氏によって考案されました。
「Brooky_Psar_Levels」は、このパラボリックSARをもとにサポートラインやレジスタンスラインをチャートに表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
パラボリックSARを使ってエントリーしている方
サポートライン/レジスタンスラインの位置を確認したい方
この記事ではそういった方のために「Brooky_Psar_Levels」について解説していきます。
Brooky_Psar_Levelsの概要
「Brooky_Psar_Levels」は、パラボリックSARの始点にレジスタンスライン/サポートラインを自動で引いてくれるMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、画像のようにオレンジ色と水色のラインでサポートライン/レジスタンスラインが引かれ、それぞれのライン上にレートが表示されます。
パラボリックSARの位置によってラインの色が変化し、下向きのパラボリックSARの始点にはオレンジ色のラインを、上向きのパラボリックSARの始点には水色のラインを表示します。
パラボリックSARの始点は、レジスタンスライン/サポートラインになり易いので、このインジケーターでラインが引かれることによりトレードがし易くなるかもしれません。
Brooky_Psar_Levelsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Brooky_Psar_Levelsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Brooky_Psar_Levelsのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
bars_back |
バーカウント 初期値:200 インジケーターを表示する期間を設定します。 |
sar_step |
パラボリックSARのステップ 初期値:0.02 パラボリックSARの加速度設定します。 |
sar_max |
パラボリックSARの上限 初期値:0.2 パラボリックSARの加速度の上限を設定します。 |
level_style |
ラインの種類 初期値:2 サポートライン/レジスタンスラインの種類を設定します。 |
price_size |
ラインの幅 初期値:2 サポートライン/レジスタンスラインの幅を設定します。 |
lowpsar |
サポートラインの色 初期値:DodgerBlue サポートラインの色を設定します。 |
hipsar |
レジスタンスラインの色 初期値:DarkOrange レジスタンスラインの色を設定します。 |
「bars_back」は、「Brooky_Psar_Levels」がサポートラインやレジスタンスラインを検出する期間を設定するための項目ですが、表示されるライン多くてチャートが見にくくなる場合は、小さな値に変更した方が良いでしょう。
まとめ
「Brooky_Psar_Levels」の見方やパラメーターの設定方法について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
パラボリックSARの始点をサポートライン/レジスタンスラインとして表示する
サポートラインが水色、レジスタンスラインがオレンジで表示される。
「Brooky_Psar_Levels」は、パラボリックSARを使用して逆張りしている方に向いているインジケーターです。
また、サポートラインやレジスタンスラインとして機能し得る水準を、確認しておきたい方にも向いているインジケーターです。
サポートラインやレジスタンスラインを引くのに慣れていない人や、自分で引くのが面倒くさい人にとっては便利なインジケーターですので、気になった方は試してみてください。