スプレッドをチャート上に表示するMT5インジケーター「spread_on_chart」
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チャート上にスプレッドを表示できればと考えたことはないでしょうか。
「spread_on_chart」は、上記の機能を備えたインジケーターで次のような方に向いています。
チャート上でスプレッドを確認したい方
上記のような方のためにこの記事では、「spread_on_chart」について解説します。
spread_on_chartの概要
「spread_on_chart」を起動すると、チャート上にオレンジの文字でスプレッドが表示されます。
「spread_on_chart」はスプレッドのほか、以下の項目を表示します。
stop level:損切水準・利益確定水準までの最小値幅
freeze level:注文修正の最小値幅
初期設定の状態ではチャートの左上にインジケーターが表示されますが、パラメーターを変更することで表示位置を変更することもできます。
機能的にはシンプルなインジケーターのため、使い方で戸惑うことも少ないでしょう。
spread_on_chartを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
spread_on_chartのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
spread_on_chartのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
_1 |
// --- Place settings --- |
Corner |
コーナー 初期値:0 インジケーターの表示位置を設定します。 |
XMargin |
横位置 初期値:7 インジケーターの表示位置が水平方向に移動します。 |
YMargin |
縦位置 初期値:12 インジケータの表示位置が垂直方向に移動します。 |
_2 |
// --- Font settings --- |
Font |
フォント 初期値:Arial インジケーターで使用するフォントの種類を設定します。 |
Color |
表示色 初期値:DarkOrange インジケーターの表示色を設定します。 |
Size |
文字の大きさ 初期値:8 テキストの大きさを設定します。 |
「Corner」は、インジケーターをチャート上のどの角に表示するのかを設定するための項目です。
0に設定した場合は左上、1は右上、2は左下、3は右下に表示されます。
「Color」はインジケーターの表示色設定するための項目なので、必要な場合は見やすい色変更しましょう。
まとめ
「spread_on_chart」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
スプレッドをチャート上に表示する。
stop levelは直近の価格から損切水準・利益確定水準までの最小値幅。
表示位置や表示方法はパラメーターで変更できる。
「spread_on_chart」は、スプレッドを一目で確認できる状態にしておきたい方に適したインジケーターです。
スキャルピングなど小さな値幅の取引を繰り返すスタイルのトレーダーであれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。