FXで何やっても勝てなくて、やったコト

MT4を軽量化して爆速にする設定

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MT4は他のチャートソフトに比べれば軽量で動作が軽快な部類に入ります。

ですが、使い続けているとどうしても重くなってくるもの。

こういった問題は設定によって軽減・解消できる余地のある問題でもあります。

今回はMT4軽量化するいくつかの有効な手段について解説していきます。

ヒストリー内の最大バー数を減らす

今回紹介する方法の中で、最も効果があるのは多分これです。

MT4は左へスクロールする事で過去のチャートを表示する事が出来ますが、当然の事ながら過去のチャートを表示するためには過去の足の4本値を読み込んでおかなければいけません。

デフォルトの設定では、ローソク足512,000本のデータを読み込んでいます。

読み込むデータが多ければ多いほど必然的に重くなる・・・という事になりますので、これを調整する事で軽量化をはかる事が出来ます。

ヒストリー内の最大バー数調整01

MT4のメニューから『ツール』→『オプション』をクリックします。ちなみに『ctrl + O』でもオプションを表示させる事が出来ます。

表示されたオプション画面で『チャート』タブをクリックし、『ヒストリー内の最大バー数』・『チャートの最大バー数』を調整して行きます。

ヒストリー内の最大バー数調整02

『ヒストリー内の最大バー数』はMT4内に読み込まれる最大バー数で、『ヒストリカルデータ』というチャートデータを利用する際の最大データ数です。

『チャートの最大バー数』は、チャートを過去に遡った際に表示される最大バー数です。

『ヒストリー内の最大バー数』の初期値は『512000』、『チャートの最大バー数』の初期値は『65000』となっていますので、これを任意の数字に変更する事で軽量化をはかります。

ちなみにプルダウンでいくつかの数値が入っていますが、それ以外の数値を手動で設定する事も出来ます。この際、あまりにも小さい数値とし過ぎるのもそれはそれで問題ですので、どんなに少なくとも2000くらい迄としておく方が良いでしょう。

気配値に表示されている通貨ペアを必要最低限にする

気配値に表示されている通貨ペア数を減らす01

MT4は初期設定の場合、左側のペインに通貨ペアの気配値が表示されており、リアルタイムに動いています。

チャートを見ながら、他の通貨ペアがどう動いているかを見る事が出来るので便利な側面もあるのですが、リアルタイムに値動きを表示しているので、多くの通貨ペアの気配値を表示しているとそれだけ不可も高くなり、重くなる原因となります。

以下に解説する方法で、必要な通貨ペアだけ表示させるように設定する事が出来ます。

気配値に表示されている通貨ペア数を減らす02

表示しておかなくても良い通貨ペアの上で右クリック→『非表示』をクリックするとその通貨ペアは非表示になります。

『すべて非表示』をクリックすると現在チャートが表示されている通貨ペア以外は非表示なりますので、表示させたい通貨ペアのチャートを全て表示させてから『すべて非表示』とすると必要なものだけを残す事が出来ます。

音声設定を無効にする

MT4は様々な場面で音声が出る設定になっています。

この機能は不要という方も多いと思いますので、そういった場合には音声設定をオフにしてしまいましょう。

音声設定無効

MT4のメニューから『ツール』→『オプション』をクリックします。ちなみに『ctrl + O』でもオプションを表示させる事が出来ます。

表示されたオプション画面で『音声設定』タブをクリックし、『有効にする』のチェックを外します。

ちなみに『俺はPCが超ハイスぺだから音ガンガン鳴らしたいぜ!』と言う人はその下のボックスで効果音を変える事も出来ます。好みで変更してください。

金融ニュースを無効にする

MT4のターミナルウィンドウには金融関係のニュース速報を通知するという機能があります。・・・ただし英語で(;^ω^)

金融関係のニュースについてはロイターなどのサイトなどで確認するという人も多いと思いますので、利用していないのであれば金融ニュースを無効にしておきましょう。

ニュースを無効にする

MT4のメニューから『ツール』→『オプション』をクリックするか『ctrl + O』でオプションを表示させます。

表示されたオプション画面で『サーバー』タブをクリックし、『ニュースを有効にする』のチェックを外します。

不要なインジケーターを外す

インジケーターは便利なものですが、いっぱい表示させれば勝てるというものではありません。

表示させているインジケーターを今一度見直し、不必要なものについては外してしまいましょう。

最後の手段PCを新調する

これでもまだ重いという人は、残念ながらPCがMT4を動かすに足りる力がないという事になります。

身も蓋もない解決方法になりますが、PCを新調するのもひとつの選択肢です。