ロウソク足分析中級編~寄り引け同時線~転換のシグナルになる事も多々アリ?!

投稿日時:2016年02月25日 08:30

今回は、『寄り引け同時線』について、書いて行きたいと思います。『十字線』や『クロス』と呼ばれる事もあります。名前の通り、始値と終値が同値になるものの事を指し、一般に相場の流れの転換を示唆する場合が多いとされています。


出現位置によって、示唆する意味合いが違う所はこれまでの単線と同様ですが、出現頻度は高くありません。ドラクエで言えばメタルスライムくらいの出現頻度と考えて頂ければ良いかと思います。また、始値と終値が完全に同値でなくとも極めてそれに近い場合は寄り引け同時線とみなす場合もあります。


肝心な事は、形状が完全に教科書通りかどうかという事ではなく、チャートに出現した際にどういう意味を持つかと言う事ですので、これまでの記事でも書いてきた事ではありますが、形状を丸暗記するのではなく、実際の値動きから意味を洞察する事が重要です。

トンボ



形状:下ヒゲが長い寄り引け同時線の事を『トンボ』と言います。『カラカサ』に似たような形状ですが、こちらは始値と終値が同値のものを指します。耳タコかもしれませんが、大事なのは形状を丸暗記する事ではなく、値動きから意味を洞察する事ですので、カラカサの亜種と言うように考えて頂いても良いと思います。


高値圏での出現は売りを安値圏での出現は買いを示唆するものとされています。


値動きの特徴としては、始値から安値を試してから切り返し始値と同値で引けた形となります。


トンボは出現した位置によって、見方が180度異なりますので注意が必要です。



まずは比較的分かりやすい安値圏で出現した場合(上の画像左側)について解説して行きます。


このケースでは、下落相場が続き最後に安値を試したものの大きく切り替えしてきた形であり、これまで売られてきた流れの転換を表しています。トンボは下ヒゲが長いという特徴を持っています。下ヒゲが長いということは下落幅の大きさを示していますが、その下落分をほぼ回復したという形ですので、それだけの上昇パワーが強かったと言えます。この事から、安値圏における強力なサポートラインの存在を示していると考える事が出来、下落の流れの転換を暗示していると考えられるわけです。


次に高値圏で出現した場合(上の画像右側)について解説して行きます。


このケースでは、上昇相場が続き高値圏で下落したものの大きく切り替えしてきた形になります。


下落したのに始値近くまで戻したのだから、買い意欲が強いのではないか?と考えがちですが、そこに罠があります。まず、前提として上昇トレンドが続き『継続的に買われてきた』と言う状況があります。ここで『長い下ヒゲが出た』という事は、利食いや強力なレジスタンスラインの存在によって、一旦大きく値を下げる局面があったという事を示しています。


その後買いが入り、始値まで戻しているわけですが、この買いは何を示しているのでしょうか・・・?


それは押し目買いが入ったという事を示しています。押し目買いが入った事で値を戻したと考えられるわけです。


まだまだ相場は上昇すると考えていたら、利食いをせずに持ち続けているわけですが、利食いが入ったという事は『そろそろ頭打ちかな?』と考えている投資家が多いという事を示しています。下ヒゲの長さは『そろそろ頭打ちかな?』と考えている投資家の多さを表していると考えられます。


『そろそろ頭打ち』と考えている人が増えてきているという事は、『そろそろ転換するのではないか?』と考えている人が増えてきていると考えられるわけですから、これまで続いてきた一方的な上昇の流れに陰りが出てきていると洞察出来、上昇の流れの転換を暗示していると考えられるわけです。ですが、この場合、完全に押し目買いが失敗したとは言えない為、飛び乗りの売りはリスキーとも言えます。次の足を見てから判断する等の柔軟な対応が求められます。


トウバ


touba.png


形状:上ヒゲが長い寄り引け同時線の事を『トウバ』と言います。『トンカチ』に似たような形状ですが、こちらは始値と終値が同値のものを指します。ちなみにトウバも含めて『トンカチ』に分類する事もあります。字義の解釈にこだわる事にあまり意味は無いと思いますが、弊ブログでは『上ヒゲが長く実体のあるものをトンカチ』、『上ヒゲが長い寄り引け同時線をトウバ』としたいと思います。耳タコかもしれませんが、大事なのは形状を丸暗記する事ではなく、値動きから意味を洞察する事ですので、トンカチの亜種と言うように考えて頂いても良いと思います。


高値圏での出現は売りを安値圏での出現は買いを示唆するものとされています。


値動きの特徴としては、始値から上値を試してから切り返し始値と同値で引けた形となります。


トウバは出現した位置によって、見方が180度異なりますので注意が必要です。


touba02.png


まずは比較的分かりやすい高値圏で出現した場合(上の画像左側)について解説して行きます。


このケースでは、上昇相場が続き最後に高値を試したものの大きく切り替えしてきた形であり、これまで買われてきた流れの転換を表しています。トウバは上ヒゲが長いという特徴を持っています。上ヒゲが長いということは上昇幅の大きさを示していますが、その上昇分をほぼ帳消しにしたという形ですので、それだけの下落のパワーが強かったと言えます。この事から、高値圏における強力なレジスタンスラインの存在を示していると考える事が出来、上昇の流れの転換を暗示していると考えられるわけです。


次に安値圏で出現した場合(上の画像右側)について解説して行きます。


このケースでは、下落相場が続き安値圏で上昇したものの大きく切り替えしてきた形になります。


上昇したのに始値まで戻したのだから、売り意欲が強いのではないか?と考えがちですが、そこに罠があります。まず、前提として下落トレンドが続き『継続的に売られてきた』と言う状況があります。ここで『長い上ヒゲが出た』という事は、利食いや強力なサポートラインの存在によって、一旦大きく値を上げる局面があったという事を示しています。


その後売りが入り、始値まで戻しているわけですが、この売りは何を示しているのでしょうか・・・?


それは戻り売りが入ったという事を示しています。戻り売りが入った事で値を戻したと考えられるわけです。


まだまだ相場は下落すると考えていたら、利食いをせずに持ち続けているわけですが、戻り売りが入ったという事は『そろそろ底打ちかな?』と考えている投資家が多いという事を示しています。上ヒゲの長さは『そろそろ底打ちかな?』と考えている投資家の多さを表していると考えられます。


『そろそろ底打ち』と考えている人が増えてきているという事は、『そろそろ転換するのではないか?』と考えている人が増えてきていると考えられるわけですから、これまで続いてきた一方的な下落の流れに陰りが出てきていると洞察出来、下落の流れの転換を暗示していると考えられるわけです。


ですが、この段階ではまだ完全に戻り売りが失敗したとは言えない為、次の足を見てから判断する等の柔軟な対応が求められます。


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