スプレッドを加味した買値と売値をテキストで表示するMT4インジケーター『ASK+BID+SPREAD-INDI』
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通貨ペアの現在のレートを、チャート上に表示できないだろうかと考えたことはないでしょうか。
「ASK+BID+SPREAD-INDI」は、現在のレートとスプレッドをチャート上に表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。
現在のレートを一目で確認できるようにしておきたい方
スプレッドを確認したい方
この記事では上記のような方のために、「ASK+BID+SPREAD-INDI」について解説していきます。
ASK+BID+SPREAD-INDIの概要
「ASK+BID+SPREAD-INDI」は、チャート上にスプレッドとスプレッドを加味した買値(Ask)と売値(Bid)をテキストで表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、画像のようにチャート右上にオレンジ色でスプレッド、緑色で買値、赤色で売値を表示します。
それぞれのテキストの色や大きさ、場所はパラメーター設定画面から変更可能で、スプレッドだけを表示させたり、買値・売値だけを表示させたりすることも可能です。
別途、各FX業者の注文画面を表示させている人には不要なインジケーターかもしれませんが、MT4のみを表示させている人にとっては便利なインジケーターかと思います。
ASK+BID+SPREAD-INDIを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ASK+BID+SPREAD-INDIのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ASK+BID+SPREAD-INDIのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
SPREAD_OPTIONS |
スプレッドの設定 |
Spread_Color |
スプレッドの色 初期値:DarkOrange スプレッドを表示する色を設定します。 |
Spread_Font_Size |
スプレッドのテキストの大きさ 初期値:13 スプレッドのテキストの大きさ設定します。 |
Spread_Font_Type |
スプレッドのフォント 初期値:Verdana スプレッドを表示するフォントの種類を設定します。 |
Spread_Corner |
スプレッド表示位置 初期値:1 スプレッドをどの角に表示するかを設定します。 |
Spread_X_distance |
スプレッドの水平方向の表示位置 初期値:120 スプレッドが表示位置が左右に移動します。 |
Spread_Y_distance |
スプレッドの垂直方向の表示位置 初期値:15 スプレッド表示位置が上下に移動します。 |
Spread_HIDE |
スプレッドを非表示 初期値:false trueに設定するとスプレッドが非表示になります。 |
Spread_Normalize |
スプレッドの正規化 初期値:false trueに設定すると正規化したスプレッドを表示します。 |
ASK_BID_OPTIONS |
ビッドとアスクの設定 |
Ask_Color |
アスクの色 初期値:LimeGreen アスクの色を設定します。 |
Bid_Color |
ビッドの色 初期値:Red ビッドの色を設定します。 |
Ask_Bid_Font_Size |
アスクとビッドのテキストの大きさ 初期値:13 アスクとビッドを表示するテキストの大きさを設定します。 |
Ask_Bid_Font_Type |
アスクとビッドのフォント 初期値:Verdana アスクとビッドを表示するフォントの種類を設定します。 |
Ask_Bid_Corner |
アスクとビッドの表示位置 初期値:1 アスクとビッドをどの角に表示するのかを設定します。 |
Ask_X_Distance |
アスクの水平方向の表示位置 初期値:20 アスクの表示位置が左右に移動します。 |
Bid_X_Distance |
ビッドの水平方向の表示位置 初期値:20 ビッドの表示位置が左右に移動します。 |
Ask_Y_Distance |
アスクの垂直方向の表示位置 初期値:15 アスクの表示位置が上下に移動します。 |
Bid_Y_Distance |
ビッドの垂直方向の表示位置 初期値:40 ビッドの表示位置が上下に移動します。 |
Ask_HIDE |
アスクを非表示 初期値:false trueに設定するとタスクが非表示になります。 |
Bid_HIDE |
ビッドを非表示 初期値:false trueの設定するとビッドが非表示になります。 |
Ask_Bid_HIDE |
アスクとビッドを非表示 初期値:false trueに設定するとアスクとビッドが非表示になります。 |
「Spread_Corner」と「Ask_Bid_Corner」は、チャート上のどの角にインジケーターを表示するのかを設定する項目で、0で左上、1で右上、2で左下、3で右下にインジケータが表示されます。
「○○_X_Distance」や「○○_Y_Distance」は、インジケーターの表示位置を微調整する際に使用します。
まとめ
「ASK+BID+SPREAD-INDI」について解説してきましたが、最後に要点をまとめておきましょう。
スプレッドをオレンジ色で表示する。
アスクは緑色、ビッドは赤色で表示する。
インジケーターの表示位置は変更できるほか、項目ごとに表示/非表示の設定も可能。
「ASK+BID+SPREAD-INDI」は、現在のレートやスプレッドをいつでも確認できるようにしておきたい方に、向いているインジケーターです。
先述の通り、別途各FX業者の注文画面を表示させている人には不要ですが、MT4のみでトレードをしている人は、チャート上にこのインジケーターを表示させておくと便利かもしれませんね。
気になった方は試してみてはいかがでしょうか。