ヒストグラムで値動きの転換を表示するMT4インジケーター「SVS_Oscillator」
更新日時:
シグナルがわかりやすいオシレーターを試してみたいと考えたことはないでしょうか。
「SVS_Oscillator」は、値動きの転換を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
値動きの転換を分析したい方
シグナルがわかりやすいオシレーターを探している方
この記事では「SVS_Oscillator」について詳しく解説します。
SVS_Oscillatorの概要
「SVS_Oscillator」を起動すると、サブウィンドウ上にヒストグラムが表示されます。
「SVS_Oscillator」の算出方法は以下の通りです。
z=1期間移動平均
m=「p1」期間移動平均
m=「p2」期間移動平均
m=「p3」期間移動平均
m=「p4」期間移動平均
mp1=「pp1」期間移動平均
mp11=「pp1/2」期間移動平均
mp2=「pp2」期間移動平均
mp22=「pp2/2」期間移動平均
mp3=「pp3」期間移動平均
mp33=「pp3/2」期間移動平均
a1=(m1+m2)/2
a2=(mp1+z)/2
a3=a1-mp11
a4=a2-mp11
a5=a2-a1
a6=m1-m2
SVS_Oscillator=(a3+a4+a5+a6)
移動平均の算出期間は、パラメーターで選択したモードによって変化します。
「SVS_Oscillator」が、0レベルを下から上に抜けた場合は値動きが上に転換したシグナルです。
反対に上から下に抜けた場合は、値動きが下に転換したことを示しています。
SVS_Oscillatorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SVS_Oscillatorのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
SVS_Oscillatorのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「SVS_Oscillator」のパラメーターは、算出期間を設定する項目のみで構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
period |
算出期間のモード 初期値:1 SVS_Oscillatorの算出期間を設定します。 |
「period」は、「SVS_Oscillator」の算出期間のモードを設定するための項目です。
モードは1~8の値に設定する必要があるので留意しておきましょう。
まとめ
「SVS_Oscillator」の特長は以下の通りです。
0レベルを下から上に抜けた場合は値動きが上に転換したシグナル。
0レベルを上から下に抜けた場合は値動きが下に転換したシグナル。
「SVS_Oscillator」は、値動きの転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。
バックテストを実施して、どの程度うまく機能するのかを確認した上で使用した方が良いでしょう。