2種類の移動平均を組み合わせた移動平均線を表示するMT5インジケーター「colorx2ma_htf」
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自由度の高い移動平均線系のインジケーターを試してみたいと考えたことはないでしょうか。
「colorx2ma_htf」は、2種類の移動平均を組み合わせて使用できるインジケーターで、次のような方に向いています。
自由度の高い移動平均線系のインジケーターを探している方
オリジナルの移動平均線を作りたい方
この記事では、「colorx2ma_htf」について詳しく解説します。
colorx2ma_htfの概要
「colorx2ma_htf」を起動すると、青紫色と赤紫色のドットが表示されます。
「colorx2ma_htf」は、インジケーターを表示する時間枠を指定する方式を採用しているため、ラインではなくドットで移動平均線を表示します。
移動平均線が上昇している場合は青紫色、下降している場合は赤紫色のドットが表示されます。
2種類の移動平均線を組み合わせて、新しい移動平均線を作り出せる点が「colorx2ma_htf」の特徴です。
colorx2ma_htfを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
colorx2ma_htfのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。
colorx2ma_htfのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
| 入力項目 | 入力内容 |
Chart period |
チャートの時間枠 初期値：PERIOD_H4 「colorx2ma_htf」を表示する時間枠を設定します。 |
Number of submitted alerts |
アラート期間 初期値：0 アラートを発する期間を設定します。 |
Signal bar index, 0 is a current bar |
シグナルの基準 初期値：1 シグナルの基準にするバーを設定します。 |
First smoothing averaging method |
1つ目の平滑化方法 初期値：MODE_SMA 移動平均の算出方法を設定します。 |
First smoothing depth |
1つ目の移動平均の算出期間 初期値：12 移動平均の算出期間を設定します。 |
First smoothing parameter |
1つ目の平滑化パラメーター 初期値：15 「First smoothing averaging method」をJMA、T3、VIDYA、AMAのいずれかに設定した場合にのみ有効なパラメーターです。 |
Second smoothing averaging method |
2つ目の平滑化方法 初期値：MODE_JJMA 移動平均の算出方法を設定します。 |
Second smoothing depth |
2つ目の移動平均の算出期間 初期値：5 移動平均の算出期間を設定します。 |
Second smoothing parameter |
2つ目の平滑化パラメーター 初期値：15 「Second smoothing averaging method」をJMA、T3、VIDYA、AMAのいずれかに設定した場合にのみ有効なパラメーターです。 |
Price constant |
適用価格 初期値：PRICE_CLOSE インジケーターの算出に用いる価格の種類を設定します。 |
Horizontal shift of the indicator in bars |
水平方向のシフト 初期値：0 水平方向の表示位置を調整します。 |
Vertical shift of the indicator in points |
垂直方向のシフト 初期値：0 垂直方向の表示位置を調整します。 |
「First smoothing averaging method」「Second smoothing averaging method」は、移動平均の算出方法を設定するための項目です。
単純移動平均や指数平滑移動平均などの基本的な移動平均だけではなく、JMAやT3などの特殊な移動平均も選択できます。
「First smoothing depth」「Second smoothing depth」は、移動平均の算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じて、移動平均線の反応速度が変化します。
「First smoothing parameter」「Second smoothing parameter」は、一部の移動平均を選択した場合にのみ有効になるパラメーターです。
JMA、T3、VIDYA、AMA以外の移動平均を選択した場合は無効になります。
まとめ
「colorx2ma_htf」の特徴をまとめると以下のようになります。
2種類の移動平均を組み合わせたMAを表示する
移動平均が上昇している場合は青紫色、下降している場合は赤紫色で表示
「colorx2ma_htf」は、自由度の高い移動平均線を探している方に向いているインジケーターです。
組み合わせられる移動平均の種類も多いので、実験的な移動平均線を作り出せるでしょう。