レンジ相場でのノイズが少ない階段状の移動平均線を表示するMT5インジケーター「Step_average」
更新日時:2019年06月19日 12:47
相場の向かっている方向を分析する方法の一つとして、移動平均線がよく用いられますが、移動平均線にはレンジ相場内でノイズが多くなるという欠点があります。
「Step_average」は移動平均線をベースにしたインジケーターですが、上記の欠点を克服するために移動平均線にフィルタリングを施しています。
このインジケーターで用いられているフィルタリングとは、pips単位でのステップ化でパラメーターで設定したpipsを超える変化があった場合にインジケーターの値も変化するというもので、レンジ相場内ではほぼ横ばいの状態で表示されます。
相場の状態によってインジケーターの色は変化し、価格が上昇している場合は水色、下降している場合はオレンジで表示されます。
Step_averageを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでStep_averageが表示されました。
Step_averageのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターの設定項目は、一般的な移動平均線と同様の項目に加え、ステップの最小値幅を設定する「Step size (in pips)」という項目が設けられています。
「Average type」で選択できる移動平均線の算出方法は、単純移動平均、指数平滑移動平均、平滑移動平均、線形加重移動平均の4種類です。
Average period (<=1 for no average calculation) |
移動平均算出期間 |
Average type |
移動平均算出方法 |
Price |
適用価格 |
Step size (in pips) |
ステップの最小値 |
レンジ相場内での移動平均線によるダマしのシグナルに悩まされているという方には、導入を検討する価値のあるインジケーターなのではないでしょうか。
価格の向かっている方向を色で示すため、視覚的にも相場の方向を確認しやすいインジケーター言えます。
ステップはpips単位で設定する必要があるため、表示中の通貨ペアやチャートの時間枠に応じて調整する必要があります。
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