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18種類の移動平均の平均を表示するMT5インジケータ-「18AvgMA」

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18AvgMAスクリーンショット

滑らかなラインを描写する移動平均線を試してみたいと考えたことはないでしょうか。

「18AvgMA」は、ノイズの少ない移動平均線を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. ノイズが少ない移動平均線を探している方

  2. 移動平均線のラグを抑えたい方

以上のような方のためにこの記事では、「18AvgMA」について解説します。

  1. 18AvgMAの概要
  2. 18AvgMAを表示する方法
  3. 18AvgMAのパラメーター解説
  4. まとめ

18AvgMAの概要

「18AvgMA」を起動すると、チャート上に赤色のラインで移動平均線が表示されます。

移動平均線は値動きのノイズを取り除き、相場の向かっている方向をわかりやすく表示するインジケーターです。

移動平均の算出方法には多くの種類があり、計算方法によって移動平均線の挙動も異なります。

一般的な移動平均線は、一定期間中の価格の平均を算出したものです。

しかし、「18AvgMA」は、通常の移動平均線とは異なり、18種類の移動平均線の平均を算出した値を表示します。

計算に使用される平均方法は、単純移動平均・指数移動平均・平滑移動平均などのよく使用されている方法の他、正弦荷重平均・線形回帰スロープの積分・ボリューム加重などの珍しいタイプの移動平均線も含まれています。

単純移動平均線と比較すると、移動平均線の平均を使用しているため、ノイズは少ないです。

また、平滑化した価格をもとに算出されるインジケーターは、ラグが大きくなってしまうことがありますが、「18AvgMA」は比較的ラグも小さいため、扱いにくさを感じることは少ないでしょう。

18AvgMAを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

18AvgMAのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

18AvgMA

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

18AvgMAのパラメーター解説

18AvgMAパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「18AvgMA」のパラメーターは、2項目のみのシンプルな構成になっています。

入力項目 入力内容

Period

期間

初期値:50

移動平均線の算出期間を設定します。

Applied price

適用価格

初期値:PRICE_CLOSE

移動平均線の適用価格を設定します。

「Period」は、移動平均線の算出期間を設定するための項目です。

設定した期間に応じて移動平均線の反応速度が変化します。

「Applied price」は、移動平均線の算出に用いる価格の種類を設定するための項目です。

デフォルトの状態では終値に設定されていますが、高値や安値のほか、中央値などに変更することもできます。

まとめ

「18AvgMA」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 18種類の移動平均線の平均を表示する。

  2. 単純移動平均線よりも滑らかなラインを描写する。

  3. ノイズが少ない割にラグが小さい。

「18AvgMA」は、ノイズの少ない移動平均線を探している方に向いているインジケーターです。

ラグも比較的小さいため、価格に対する反応速度を重視する方でも、使いにくさを感じる場面は少ないでしょう。