二重指数平滑移動平均線を二重指数平滑移動平均した移動平均線を表示するMT5インジケーター「Generalized_double_DEMA」
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「Generalized_double_DEMA」は、二平滑移動平均(DEMA)のDEMAを表示するインジケーターで、Mladen Rakicによって開発されました。
開発者によるとこのインジケーターは、Tim TillsonsのT3移動平均から着想を得たもので、平滑化方法には、DEMAの一種であるGeneralized_DEMA(GDEMA)が用いられています。
「Generalized_double_DEMA」の算出方法は以下の通りです。
GDEMA=N期間EMA×(1+「Double DEMA volume factor」)-N期間EMAのN期間EMA×「Double DEMA volume factor」
Generalized_double_DEMA=GDEMAのN期間GDEMA
インジケータを起動すると、チャート上に移動平均線が表示され、上昇している場合は緑色、下降している場合はオレンジで表示されます。
Generalized_double_DEMAを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご覧下さい。
これでGeneralized_double_DEMAが表示されました。
Generalized_double_DEMAのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターの項目は「Double DEMA period」「Double DEMA volume factor」「Price」の3項目で、初期設定値は「Double DEMA period」が14、「Double DEMA volume factor」が0.7、「Price」がcloseに設定されています。
Double DEMA period |
Double DEMA算出期間 |
Double DEMA volume factor |
ボリューム係数 |
Price |
適用価格 |
開発者によると、Generalized_double_DEMAが表示する移動平均線のノイズは、GDMAより少なくT3より多いとのことです。
また、開発者は適切なパラメーターの値を見つけるために、いくらかテストを行う必要があるとも述べていますので、使用に際してはパラメーターを調整した方が良さそうです。
価格への反応の速さと、表示されるラインの滑らかさの、バランスが取れた移動平均線を探しているという方には、試してみる価値のあるインジケーターなのではないでしょうか。