標準偏差を用いた適応型の指数平滑移動平均線を表示するMT5インジケーター「Standard_deviation_ratio_adaptive_EMA」
更新日時:2019年07月01日 06:33
「Standard_deviation_ratio_adaptive_EMA」は、SDR(Standard Deviation Ratio)を用いて、ボラティリティー適用型の平滑移動平均線を表示するインジケーターで、Mladen Rakicによって開発されました。
「Standard_deviation_ratio_adaptive_EMA」は、指数平滑移動平均を算出する際の平滑化定数を、SDRによって変化させることで相場に適応した移動平均線を表示しています。
「Standard_deviation_ratio_adaptive_EMA」の平滑化定数は、以下の方法によって算出されます。
SDR=短期標準偏差/長期標準偏差
平滑化定数=2/(1+N)/SDR
インジケーターを起動すると、チャート上に移動平均線が表示され、上昇している場合は緑色で、下降している場合はピンクで表示されます。
Standard_deviation_ratio_adaptive_EMAを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Standard_deviation_ratio_adaptive_EMAのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでStandard_deviation_ratio_adaptive_EMAが表示されました。
Standard_deviation_ratio_adaptive_EMAのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターの項目は「Ema period」「Price」の2項目のみで、初期設定の値は「Ema period」が20、「Price」がcloseに設定されています。
Ema period |
EMA算出期間 |
Price |
適用価格 |
通常の指数平滑移動平均線と比較すると、価格への反応が少し速いようですが、表示されるラインが大きく異なるというわけでもありませんので、使い勝手に大きな差はないかもしれません。
インジケーターの開発者は、相場の状況によってパラメーターを調整するよう推奨していますので、使用する際にはパラメーターを調整した方が良いかもしれません。。
インジケーターの使い方は、通常の移動平均線と同様ですので、パラメーターの設定や使い方に戸惑うということも少ないかと思います。
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