移動平均線の上下で色が変化するローソク足を表示するMT4インジケーター『0_-_ma_candles_two_colors 』
更新日時:2019年11月29日 10:46ローソク足を使った最もシンプルな分析方法の1つに、ローソク足と移動平均線の位置を比較してトレンドの方向を判断する方法があります。
「0_-_ma_candles_two_colors」は、移動平均線に対するローソク足の位置に応じて、ローソク足の色が変化するインジケーターで、以下のような方に向いています。
移動平均線に対するローソク足の位置でトレンドの方向を判断している方
トレンドフォロー系の手法を使用している方
この記事ではそういった方のために、「0_-_ma_candles_two_colors」の見方やパラメーターについて解説していきます。
- 0_-_ma_candles_two_colorsの概要
- 0_-_ma_candles_two_colorsを表示する方法
- 0_-_ma_candles_two_colorsのパラメーター解説
- まとめ
0_-_ma_candles_two_colorsの概要
「0_-_ma_candles_two_colors」は、ローソク足が設定した期間の移動平均線より上にあるか下にあるかでローソク足を色分けするMT4用のインジケーターで、デフォルトではローソク足が200LWMAより上にある間はローソク足を青で表示し、逆にローソク足が200LWMAより下にある間はローソク足を赤で表示します。
移動平均線の期間や種類、ローソク足の適用価格などのパラメーターが変更でき、視覚的にトレンドの方向性が判断できるので、非常に汎用性の高いインジケーターではないでしょうか。
なお、このインジケーター単体では移動平均線は表示されないため、必要ならば別途追加しましょう。
機能はシンプルですが、トレンドの方向性が容易に判断できる汎用性の高いインジケーターではないでしょうか。
0_-_ma_candles_two_colorsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
0_-_ma_candles_two_colorsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
0_-_ma_candles_two_colorsのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「0_-_ma_candles_two_colors」のパラメーターは、移動平均線の算出方法に関する項目のほか、ローソク足の表示方法に関する項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
Candle_MA_Period |
移動平均線の期間 初期値:200 価格に対する移動平均線の反応速度が変化します。 |
Candle_MA_Shift |
移動平均線の表示移動 初期値:0 移動平均線が左右に移動します。 |
Candle_MA_Method |
移動平均線の種類 初期値:Linear weighted 移動平均線の種類を選択します。 |
Candle_Price |
ローソク足の適用価格 初期値:Median price 移動平均線の算出に用いる価格を設定します。 |
Candle_Shadow_Width |
ローソク足のヒゲの大きさ 初期値:1 ローソク足のヒゲの長さが変化します。 |
Candle_Body_Width |
ローソク足の実体の大きさ 初期値:3 ローソク足の実体部分の大きさが変化します。 |
別途移動平均線を表示させる場合は、同じ設定のものを表示させましょう。
まとめ
「0_-_ma_candles_two_colors」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
移動平均線よりローソク足が高い位置にある場合は青色でローソク足が表示される。
移動平均線よりローソク足が低い位置にある場合は赤色でローソク足が表示される。
「0_-_ma_candles_two_colors」単体で移動平均線を表示することはできない。
「0_-_ma_candles_two_colors」は、ローソク足と移動平均線の位置でトレンドの方向を判断している方に向いているインジケーターです。
トレンドを一目で判断できるため、便利なインジケーターではありますが、エントリーのタイミングを計るインジケーターではありませんので、ほかのインジケーターと組み合わせて使用した方が良いでしょう。