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多彩な平滑化方法と適用価格を使用できる移動平均線を表示するMT4インジケーター「xpMA」

更新日時:2020年09月16日 05:55

xpMAスクリーンショット


視認性の高い移動平均線を表示できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。


「xpMA」は次のような方に向いているインジケーターです。


  1. 視認性の高い移動平均線を探している方

  2. 表示できる移動平均線の種類が多いインジケーターを探している方


上記のような方のためにこの記事では、「xpMA」について解説します。


  1. xpMAの概要
  2. xpMAを表示する方法
  3. xpMAのパラメーター解説
  4. まとめ

xpMAの概要


「xpMA」はその時の状態に応じて色が変化する移動平均線を表示するインジケーターで、Coders Guruによって開発されました。


インジケーターを起動すると、一般的な移動平均線と同様にチャート上にラインが表示され、上昇している場合は赤色、下降している場合は緑色、どちらでもない場合は黄色で表示されます。


「xpMA」は6種類の移動平均線を表示でき、移動平均の算出に使用する価格も6種類から選択することができます。


xpMAを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

xpMAのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


xpMA


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


xpMAのパラメーター解説


xpMAパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

MA_Period

移動平均算出期間


初期値:10


値動きに対する移動平均線の追従速度が変化します。

MA_Type

移動平均算出方法


初期値:MODE_EMA


移動平均線の種類を設定します。

MA_Applied

移動平均適用価格


初期値:PRICE_CLOSE


移動平均線の算出に用いる価格を設定します。

T3MA_VolumeFactor

T3因数(T3選択時のみ有効)


初期値:0.8


T3移動平均線の感度が変化します。


「MA_Period」は移動平均線の算出期間を設定するための項目です。


短い期間に設定すると移動平均線が価格に追従する速度が速くなり、長い期間に設定すると遅くなります。


「MA_Type」は移動平均線の算出方法を設定するための項目です。


0は単純移動平均、1は指数平滑移動平均、2は平滑移動平均、3は線形加重移動平均、4は二重指数平滑移動平均、5は三重指数平滑移動平均、6に設定するとT3移動平均が表示されます。


「MA_Applied」は移動平均線の算出に用いる価格を設定するための項目です。


0は終値、1は始値、2は高値、3は安値、4は中間値、5はTP、6に設定するとWeighted close price=(高値+安値+終値+終値)/4が適用されます。


標準の移動平均線のパラメーターとほとんど同じ項目なので、使い方で戸惑うことも少ないかと思います。


まとめ


「xpMA」の特徴をまとめると以下の通りです。


  1. 向きによって色が変化する移動平均線を表示する。

  2. 上昇している場合は赤色、下降している場合は緑色、どちらでもない場合は黄色で表示される。

  3. 6種類の移動平均線を表示できる。


「xpMA」は視認性の高い移動平均線を探している方におすすめのインジケーターです。


MT4に標準でインストールされている移動平均線では、選択できない特殊な算出方法や適用価格を試してみたいという場合に、良いインジケーターなのではないでしょうか。


一般的な移動平均の算出方法や適用価格も使用できるため、大抵の方のニーズに応えることができるMA系のインジケーターなのではないかと思います。

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