ヒストグラムの太さで値動きの転換を知らせるオシレーターを表示するMT4インジケーター「Snake_In_Borders」
更新日時:2020年09月18日 09:36値動きの転換を分析できるオシレーターには、さまざまな種類が存在しますが、ノイズに悩まされた経験はないでしょうか。
「Snake_In_Borders」は、線形加重移動平均線をベースにした比較的ノイズが少ないオシレーターで、次のような方に向いています。
値動きの転換を捉えたい方
ノイズが少ないオシレーターを探している方
以上のような方のためにこの記事では、「Snake_In_Borders」について解説します。
Snake_In_Bordersの概要
インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上に緑色と赤色のヒストグラムが表示されます。
プラス圏のヒストグラムは緑色で表示され、マイナス圏のヒストグラムは赤色で表示されます。
プラス圏でヒストグラムが増加している場合、ヒスグラムが太く表示され、減少している場合は細く表示されます。
マイナス圏では、ヒストグラムが減少している時にヒスグラムが太く表示され、増加している場合は細く表示されます。
ヒストグラムの太さが切り替わった場合、値動きが転換するシグナルです。
緑色の太いヒストグラムが細く変化した場合は売りシグナル、赤色の太いヒストグラムが細く変化した場合は買いシグナルです。
ヒストグラムの振り幅が小さい場合は、ダマシのシグナルが多くなるため注意しましょう。
Snake_In_Bordersを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Snake_In_Bordersのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Snake_In_Bordersのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「Snake_In_Borders」のパラメーターは、インジケーターの期間を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
cPeriod |
算出期間 初期値:24 インジケーターの算出期間を設定します。 |
「cPeriod」はインジケーターの算出期間を設定するための項目です。
長い期間に設定するとヒストグラムが0に到達する頻度が少なくなります。
まとめ
「Snake_In_Borders」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
線形加重移動平均線をベースにしたオシレーター。
プラス圏でインジケーターが増加している場合、ヒストグラムが太く表示され、減少している場合は細く表示される。
マイナス圏でインジケーターが減少している場合、ヒストグラムが太く表示され、増加している場合は細く表示される。
太いヒストグラムが細いヒストグラムに切り替わった場合、値動きが転換する可能性を示している。
「Snake_In_Borders」は、値動きの転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。
ノイズの少ないオシレーターを探している方は、一度試してみると良いでしょう。