10WMAと20SMAのゴールデンクロスおよびデッドクロスでシグナルを表示するMT4インジケーター『10Min_01』
更新日時:2019年12月04日 06:16移動平均線を使用したトレンドの分析方法の1つに、算出期間の異なる2本の移動平均線を表示して、ゴールデンクロスやデッドクロスでトレンドの方向を分析する方法があります。
MT4インジケーターの中には、移動平均線同士の交差があった場合に、アラートで通知するタイプやマーカーを表示するタイプのインジケーターが存在します。
「10Min_01」は、マーカーを表示するタイプのインジケーターで、次のような方に向いています。
移動平均線のゴールデンクロスとデッドクロスでトレンド分析を行っている方
移動平均線の交差を一目で確認できるようにしておきたい方
過去に移動平均線が交差した箇所を調べたい方
この記事では上記のような方のために、「10Min_01」について解説していきます。
10Min_01の概要
「10Min_01」は、10WMAと20SMAのゴールデンクロスおよびデッドクロスで白い点のシグナルを出すMT4用のインジケーターで、パッと見た感じでは、ダマしシグナルも少なく、トレンドの始まりを上手く捉えていて、押し目買いや戻り売りのシグナルも良い感じに出ている印象を受けました。
ただし、多くの移動平均線のクロス系インジケーター同様に、このインジケーターでもレンジ相場では頻繁にダマしシグナルが出てしまうので注意が必要です。
ちなみに、ソースコードを見る限りではRSIやMACD、ストキャスティクスに関する記述もありましたが、どこに使用されているのかは不明です。
短い時間足で使用するとシグナルがあまりに多くなってしまいますが、1時間足以上のチャートでトレンドをよく確認してトレードすれば中々良い結果が出そうなインジケーターかと思います。
10Min_01を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
10Min_01のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
10Min_01のパラメーター解説
「10Min_01」には、トレーダーが変更可能なパラメーター項目はありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーター項目はありません。 |
どうしてもパラメーターを変更したい場合は、MetaEditorから直接変更すると良いかと思います。
まとめ
「10Min_01」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ゴールデンクロス/デッドクロスがあった箇所に白い点を表示する。
移動平均線の種類は、パラメーターから設定できないため10WMAと20SMAに固定されている。
「10Min_01」は、移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロスで、長期的なトレンドを分析している方に向いているインジケーターです。
移動平均線の交差を通知するインジケーターは数多く存在しますが、アラート機能が不要で、移動平均線の種類や算出期間の調整が不要とういう方には、シンプルで使いやすいインジケーターなのではないでしょうか。
実際の取引で使用する前に、自身が取引している環境でどの程度うまく機能するのか確認した上で、使用することをおすすめします。