18EMAと28EMAのゴールデンクロスおよびデッドクロスでシグナルを表示するMT4インジケーター『18_28Cross』
更新日時:2019年12月08日 02:55「18_28Cross」は、18EMAと28EMAのゴールデンクロスおよびデッドクロスでシグナルを出してサウンドアラートで通知してくれるMT4用のインジケーターで、以下のような方に向いています。
移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロスでトレンドを分析している方
チャートに張り付いているのが難しい方
移動平均線が交差した箇所を一目で確認できるようにしておきたい方
この記事ではそういった方のために、「18_28Cross」について解説していきます。
18_28Crossの概要
「18_28Cross」は、18EMAが28EMAを下から上抜けたときに上向きの青矢印を表示し、逆に18EMAが28EMAを上から下抜けたときに下向きの赤矢印を表示します。
パッと見た感じでは損小利大を狙えるパラメーターのように見えますが、やはり他の移動平均線のクロスシグナル系のインジケーターと同様に、このインジケーターでもレンジ相場では頻繁にシグナルが出てしまうため、他のインジケーターと併用すると良いかと思います。
もちろん移動平均線の種類と期間は変更できるので、18EMAと28EMAのクロスではなく、単純に2本の移動平均線のクロスシグナルインジケーターとしても使用できます。
1分足などの短期の時間足で使用するとダマしのシグナルが頻発してしまうため、30分足や1時間足などの長期の時間足で使用すると良いかと思います。
18_28Crossを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
18_28Crossのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
18_28Crossのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
FasterMode |
短期移動平均線の種類 初期値:1 短期移動平均線の種類を番号で指定します。 |
FasterMA |
短期移動平均線の期間 初期値:18 短期移動平均線の価格に対する反応速度が変化します。 |
SlowerMode |
長期移動平均線の種類 初期値:1 長期移動平均線の種類を番号で指定します。 |
SlowerMA |
長期移動平均線の期間 初期値:28 長期移動平均線の価格に対する反応速度が変化します。 |
SoundAlert |
サウンドアラートのON/OFF 初期値:1 0に設定するとサウンドアラートがOFFになります。 |
「FasterMode」と「SlowerMode」は、移動平均線の種類を番号で指定する必要があり、0=単純移動平均、1=指数平滑移動平均、2=平滑移動平均、3=加重移動平均という風になっており、これらの番号以外は無効になりますので留意しておきましょう。
パラメーターについては普段使用している移動平均線と同じ設定にすると良いでしょう。
まとめ
「18_28Cross」について解説してきましたが、要点をまとめると以下の通りです。
ゴールデンクロスした箇所には上向きの青い矢印を表示する。
デッドクロスした箇所には下向きの赤い矢印を表示する。
移動平均線が交差するとサウンドアラートで通知する。
「18_28Cross」は、ゴールデンクロスやデッドクロスを見逃したくない方に、おすすめのインジケーターです。
先述の通り、レンジ相場でもダマしシグナルが出てしまうので、RSIなどの他のインジケーターでフィルタリングをしながら使用すると中々良い結果が出るかもしれません。