トレンドを表すような滑らかな独自の移動平均線を表示するMT4インジケーター『2pbIdeal3MA』
更新日時:2019年12月11日 01:56移動平均線は種類ごとにその特性が異なりますが、ノイズの少ない移動平均線を使用したいと考えたことはないでしょうか。
「2pbIdeal3MA」は非常に滑らかなラインを描写する移動平均線で、以下のような方に向いています。
移動平均線のノイズに悩まされている方
価格に対する反応速度を重視しない方
短期的な値動きではなく大まかなトレンドの分析に向いている移動平均線を探している方
この記事ではそういった方のために、「2pbIdeal3MA」について解説していきます。
2pbIdeal3MAの概要
「2pbIdeal3MA」は、画像のようにかなり滑らかで、価格に追従するというよりはトレンドを表すような移動平均線を表示するMT4用のインジケーターで、制作者のコメントによると、この移動平均線は「Neutron」によって開発されたアルゴリズムを使って3回計算された移動平均線のようです。
ちなみに1回だけ計算されたものは「2pbIdealMA」というインジケーターで表示することができるようです。
海外サイトを探しても詳細な説明や計算方法は見つかりませんでしたが、このインジケーターの使い方は紹介されており、「2pbIdeal3MA」と「2pbIdealMA」をセットで使用し、他の移動平均線と同じように向きでトレンドを確認、クロスでエントリーする、といった使い方をするようです。
2pbIdeal3MAを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
2pbIdeal3MAのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
2pbIdeal3MAのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
x1 |
平滑化1に使用する値 初期値:0.1 インジケーターの反応速度が変化します。 |
x2 |
平滑化1に使用する値 初期値:0.1 インジケーターの反応速度が変化します。 |
z1 |
平滑化2に使用する値 初期値:0.1 インジケーターの反応速度が変化します。 |
z2 |
平滑化2に使用する値 初期値:0.1 インジケーターの反応速度が変化します。 |
w1 |
平滑化3に使用する値 初期値:0.1 インジケーターの反応速度が変化します。 |
w2 |
平滑化3に使用する値 初期値:0.1 インジケーターの反応速度が変化します。 |
このインジケーターに関する情報がほぼ無いため、パラメーターの意味が把握できませんが、変更すると価格への追従具合が変わります。
特にこだわりが無ければ変更しないほうが良いかと思います。
かなり謎なインジケーターですが、実際に使ってみると中々良い結果がでるかもしれません。
まとめ
「2pbIdeal3MA」について解説してきましたが、要点をまとめると以下の通りです。
「2pbIdeal3MA」は滑らかなラインを描写する移動平均線。
短期的な動きではなくトレンドの方向を分析するのに向いている。
「2pbIdealMA」とセットで使用される。
「2pbIdeal3MA」は、短期的な値動きではなくトレンドの方向を分析できる移動平均線を、探している方に向いているインジケーターです。
「2pbIdeal3MA」のみでエントリーのタイミングを計ることはできませんので、このインジケーター単体で使用するのではなく、「2pbIdealMA」を組み合わせて使用した方がよいでしょう。