「2pbIdeal3MA」とセットで使用するEMAのような移動平均線を表示するMT4インジケーター『2pbIdealMA』
更新日時:2019年12月12日 03:04移動平均線には数多くの種類があり、移動平均線ごとにそれぞれ異なる特徴を持っています。
「2pbIdealMA」は、特殊な方法で算出した移動平均線を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
短期的な値動きの分析に向いている移動平均線を探している方
移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロスでトレンドの方向を分析している方
この記事では上記のような方のために「2pbIdealMA」について解説していきます。
2pbIdealMAの概要
「2pbIdealMA」は、制作者のコメントによると、「Neutron」によって開発されたアルゴリズムを使って1回計算された移動平均線を表示するMT4用のインジケーターだそうですが、実際には期間17のEMAとほぼ同じ動きをする移動平均線のように見受けられます。
ちなみに三回計算された移動平均線は「2pbIdeal3MA」というインジケーターで表示できるようです。
海外サイトを探しても詳細な説明や計算方法は見つかりませんでしたが、このインジケーターの使い方は紹介されており、「2pbIdeal3MA」と「2pbIdealMA」をセットで使用し、他の移動平均線と同じように向きでトレンドを確認、クロスでエントリーする、といった使い方をするようです。
「2pbIdeal3MA」は、短期的な値動きの影響を抑えて、トレンドの方向を確認しやすいようにセッティングされているようですが、「2pbIdealMA」は短期的な値動きを反映しやすいセッティングになっているようです。
2pbIdealMAを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
2pbIdealMAのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
2pbIdealMAのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「2pbIdealMA」のパラメーターは、「w1」「w2」という2つの項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
w1 |
平滑化に使用する値 初期値:0.1 平滑化に使用する値 |
w2 |
平滑化に使用する値 初期値:0.1 インジケーターの反応速度が変化します。 |
このインジケーターに関する情報がほぼ無いため、パラメーターの意味が把握できませんが、変更すると価格への追従具合が変わります。
特にこだわりが無ければ変更しないほうが良いかと思います。
まとめ
「2pbIdealMA」についてご紹介してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
「2pbIdeal3MA」と組み合わせて使用する。
短期的な値動きを反映しやすいセッティングになっている。
「2pbIdealMA」は、短期的な値動きを分析したい方に向いているインジケータです。
詳細が不明なためかなり謎なインジケーターではありますが、「2pbIdeal3MA」とセットで使用することにより意外な結果が出るかもしれません。