移動平均線３本のゴールデンクロスとデッドクロスを矢印やアラートで通知してくれるMT4インジケーター『3-MA-Cross-w_Alert-v2』

更新日時：2019年10月23日 17:08

「3-MA-Cross-w_Alert-v2」は、移動平均線によるパーフェクトオーダーが、発生した場合に矢印を表示するインジケーターです。

「3-MA-Cross-w_Alert-v2」は、以下のような方に向いているインジケーターです。

1. 移動平均線でトレンドの分析を行っている方

2. トレンドの方向を確認しやすいインジケーターを探している方

3. チャートに張り付いているのが難しい方

こういった方のために「3-MA-Cross-w_Alert-v2」の見方や、パラメーターの設定方法について解説していきます。

1. 3-MA-Cross-w_Alert-v2の概要
2. 3-MA-Cross-w_Alert-v2を表示する方法
3. 3-MA-Cross-w_Alert-v2のパラメーター解説
4. まとめ

3-MA-Cross-w_Alert-v2の概要

パーフェクトオーダーとは、複数の移動平均線が算出期間順に並んだ状態のことで、相場に強いトレンドが存在するときに発生します。

「3-MA-Cross-w_Alert-v2」は、３本の移動平均線がゴールデンクロスとデッドクロスをしたとき、チャート上に矢印を表示しアラートでお知らせしてくれるインジケーターで、このインジケーターを導入すると、画像のようにゴールデンクロスとデッドクロスの発生時チャート上に矢印が表示されます。

正確に言うと、短期の移動平均線(赤)が長期の移動平均線(黄色)を下から突き抜けた後に、上から短期・中期・長期の順番で並んだ時上向きの赤矢印が表示され、逆に短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から突き抜けた後に、上から長期・中期・短期の順番で並んだ時下向きの緑矢印が表示されます。

このインジケーターでは移動平均線自体は表示されないため、別途表示させた方がインジケーターの動作を理解しやすいでしょう。

ちなみに、２本の移動平均線のゴールデンクロスとデッドクロスを通知してくれるインジケーター『MA-Crossover_Alert』についてはこちらの記事をご覧ください。

3-MA-Cross-w_Alert-v2を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

3-MA-Cross-w_Alert-v2のパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「3-MA-Cross-w_Alert-v2」はそれぞれの移動平均に関する項目と、音声通知に関する項目で構成されています。

算出方法は番号で指定する必要がありますので、対応する番号を確認して設定を行いましょう。

適用価格の変更はできないため、「3-MA-Cross-w_Alert-v2」の移動平均は全て終値をベースに算出されます。

また、音声通知が不要な方は「SoundAlert」を0にすることで無効化できます。

別途移動平均線を表示させる場合は、ここで設定したものと同じ移動平均線を表示させましょう。

まとめ

「3-MA-Cross-w_Alert-v2」の使い方やパラメーターについて解説しましたが、要点をまとめると以下のようになります。

1. 上向きの矢印が表示された場合は上昇トレンド

2. 下向きの矢印が表示された場合は下降トレンド

3. 必要に応じて音声通知を使用できる

「3-MA-Cross-w_Alert-v2」は、複数の移動平均線を使用して、トレンドの分析を行っている方に向いているインジケーターです。

また、音声通知機能もついているため、チャートに張り付いているのが難しい時にも活用できます。