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5WMAと20WMAのゴールデンクロスおよびデッドクロスでシグナルを表示するMT4インジケーター『3MA02IND』

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3MA01INDスクリーンショット

算出期間の異なる2本の移動平均線の交差で、トレンドの方向を分析する方法は広く知られていますが、ダマしのシグナルが多いと感じたことはないでしょうか。

「3MA02IND」は、移動平均線の交差によるダマしのシグナルを抑えたインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロスでトレンドの方向を分析している方

  2. 2本の移動平均線の交差によるダマしのシグナルに悩まされている方

そういった方のためにこの記事では、「3MA02IND」について解説していきます。

  1. 3MA02INDの概要
  2. 3MA02INDを表示する方法
  3. 3MA02INDのパラメーター解説
  4. まとめ

3MA02INDの概要

「3MA01IND」は、期間5の加重移動平均線(WMA)と期間20の加重移動平均線(WMA)、そしてこれら2本をそれぞれローソク足1本分表示移動させたものがゴールデンクロスおよびデッドクロスしたときにシグナルを表示するMT4用のインジケーターで、表示移動させたWMAをもとにシグナルを出すことにより、ダマしシグナルを少なくする工夫が凝らされています。

具体的なシグナルルールとしては、5WMA+1(水色)が20WMA(赤)を下回っているときに、5WMA(青)が20WMA(赤)を上回っていると買いシグナルの白いボックスを表示し、逆に5WMA+1(水色)が20WMA(赤)を上回っているときに、5WMA(青)が20WMA(赤)を下回っていると売りシグナルの赤いボックスを表示します。(5WMA+1は5WMAをローソク足1本分表示移動させたもの)

ただし、他の移動平均線クロスでシグナルを出すインジケーターと同様に、このインジケーターでもトレンドの方向性が無いレンジ相場ではダマしシグナルが多発してしまうため、他のインジケーターと併用すると良いかと思います。

3MA02INDを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

3MA02INDのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

3MA02IND

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

3MA02INDのパラメーター解説

「3MA02IND」に、トレーダーが変更可能なパラメーターはありません。

入力項目 入力内容

無し

変更可能なパラメーターはありません。

どうしても変更したい場合は、MetaEditorを使用してソースコードを直接改変する必要があります。

デフォルトでは、移動平均線がゴールデンクロスした際に表示されるボックスが白に設定されているため、チャートの背景色を白に設定している場合、ボックスが見えなくなってしまいます。

そのため、チャートの背景色を変更するか、ボックスの色を変更する必要があり、ボックスの色を変更する場合は「チャート上で右クリック」→「表示中のインジケーター」→「3MA02IND」→「色の設定」から色を変更する必要があります。

また、デフォルトではシグナルが非常に小さく見にくいため、「色の設定」→「幅」から大きさを変更すると良いかと思います。

まとめ

「3MA02IND」の使い方について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 白いボックスが表示されている場合は、移動平均線がゴールデンクロスしている状態。

  2. 赤いボックスが表示されている場合は、移動平均線がデッドクロスしている状態。

  3. レンジ相場ではダマしが多くなる。

「3MA02IND」は、ゴールデンクロスやデッドクロスによるダマしのシグナルに悩まされている方に向いているインジケーターです。

パラメーターの変更ができないため、使用者を選ぶインジケーターですが、2本の移動平均線の交差でトレンドの方向を分析している方は、一度試してみても良いのではないでしょうか。