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3本の線形加重移動平均線を合計してトレンドの方向を表示するMT4インジケーター「ultra_oscillator」

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ultra_oscillatorスクリーンショット

算出期間の異なる複数の移動平均線を表示すると、短期的な値動きと長期的な値動きの方向が一致しているかどうかを分析できます。

MT4インジケーターの中には、複数の移動平均線をベースにしたものが多数存在します。

「ultra_oscillator」は、算出期間の異なる3本の移動平均線をベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 値動きの方向を分析したい方

  2. 値動きが緩やかな相場で取引している方

以上のような方のためにこの記事では、「ultra_oscillator」について解説します。

  1. ultra_oscillatorの概要
  2. ultra_oscillatorを表示する方法
  3. ultra_oscillatorのパラメーター解説
  4. まとめ

ultra_oscillatorの概要

インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上に緑色のラインで「ultra_oscillator」が表示されます。

「ultra_oscillator」は、以下の方法によって算出されます。

ultra_oscillator=7期間移動平均+14期間移動平均+28期間移動平均

「ultra_oscillator」の算出に用いられる移動平均線は、すべて終値の線形加重移動平均です。

インジケーターの値が上昇している場合は、相場が上昇トレンドに入った可能性を示しており、値が下降している場合は下降トレンドに入った可能性を示しています。

移動平均線をベースにしたインジケーターは、レンジ相場でダマしのシグナルが多くなることがありますが、「ultra_oscillator」はレンジ相場では水平に近いラインを表示するため、ダマしのシグナルが出る頻度が少なくなっています。

「ultra_oscillator」は、価格に少し遅れて反応する傾向があり、算出期間や平滑化方法をパラメーターで変更できないため、値動きが速い場面では、インジケーターの反応が追いつかない可能性があるため、動きの速い相場にはあまり向いていません。

値動きの速い相場では、エントリーのシグナルとして使用するのではなく、相場がトレンドに入ったことを、確認するための指標として使用したほうが良さそうです。

ultra_oscillatorを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

ultra_oscillatorのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

ultra_oscillator

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

ultra_oscillatorのパラメーター解説

ultra_oscillatorパラメーター画像

「ultra_oscillator」には、トレーダーが変更可能なパラメーターはありません。

入力項目 入力内容

無し

変更可能なパラメーターはありません。

まとめ

「ultra_oscillator」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 算出期間の異なる3本の移動平均線をベースにしている。

  2. インジケーターの値が上昇している場合は、相場が上昇トレンドに入った可能性を示してる。

  3. インジケーターの値が下降している場合は下降トレンドに入った可能性を示している。

「ultra_oscillator」は、価格が向かっている方向を分析したい方に向いているインジケーターです。

前述の通り、値動きの速い相場ではインジケーターの反応が遅れるため注意しましょう。