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4つの時間軸の7つの移動平均線をもとにトレンドを判断するバンドを表示するMT4インジケーター『4 Period MA w.Regr.STD』

更新日時:2019年12月23日 01:28

4 Period MA w.Regr.STDスクリーンショット


バンドを表示するMT4インジケーターにはさまざまなものがありますが、この記事で紹介する「4_Period_MA_w.Regr.STD」は複数の時間枠を考慮したバンドを表示することができます。


「4_Period_MA_w.Regr.STD」は、次のような方に向いているインジケーターです。


  1. 長期トレンドに沿ったエントリーポイントを調べたい方

  2. トレンドの方向と勢いを調べたい方


この記事では上記のような方のために、「4_Period_MA_w.Regr.STD」について解説していきます。


  1. 4_Period_MA_w.Regr.STDの概要
  2. 4_Period_MA_w.Regr.STDを表示する方法
  3. 4_Period_MA_w.Regr.STDのパラメーター解説
  4. まとめ

4_Period_MA_w.Regr.STDの概要


「4 Period MA w.Regr.STD」は、4つの時間軸の7つの移動平均線をもとに計算されるバンドを表示し、そのバンド上にフィボナッチリトレースメントににもとづくサポートおよびレジスタンスを表示、さらに線形回帰チャネルを表示するMT4用のインジケーターで、長期と短期のトレンドを判断し売買ポイントを見極めることが出来ます。


ちなみに線形回帰(エンドポイント移動平均)とは、統計学上の概念のことで、かなり簡単に言うとばらばらに分布したデータを線で表現して分析しよう、というものです。


基本的には、4つのバンドの色と線形回帰チャネルの傾きでトレンドの方向性および強弱を判断するようです。


情報が少なく謎が多いインジケーターではありますが、使いこなせばなかなか良い結果がでるかもしれません。


4_Period_MA_w.Regr.STDを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

4_Period_MA_w.Regr.STDのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


4_Period_MA_w.Regr.STD


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


4_Period_MA_w.Regr.STDのパラメーター解説


4 Period MA w.Regr.STDパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

p1_ma

移動平均線の時間足(分)1


初期値:5


1つ目の移動平均線を算出する時間足を設定します。

p2_ma

移動平均線の時間足(分)2


初期値:15


2つ目の移動平均線を算出する時間足を設定します。

p3_ma

移動平均線の時間足(分)3


初期値:60


3つ目の移動平均線を算出する時間足を設定します。

p4_ma

移動平均線の時間足(分)4


初期値:240


4つ目の移動平均線を算出する時間足を設定します。

STD_Width

線形回帰チャネルの幅


初期値:0.809


線形回帰チャネルの幅が変化します。

ma_appliedd_price

移動平均線の適用価格


初期値:1


移動平均線の適用価格を設定します。

ma_method

移動平均線の種類


初期値:0


移動平均線の種類を設定します。

ma1_Length

1本目の移動平均線の期間


初期値:13


1本目の移動平均線の算出期間を指定します。

ma2_Length

2本目の移動平均線の期間


初期値:21


2本目の移動平均線の期間を指定します。

ma3_Length

3本目の移動平均線の期間


初期値:34


3本目の移動平均線の算出期間を指定します。

ma4_Length

4本目の移動平均線の期間


初期値:55


4本目の移動平均線の算出期間を指定します。

ma5_Length

5本目の移動平均線の期間


初期値:89


5本目の移動平均線の算出期間を指定します。

ma6_Length

6本目の移動平均線の期間


初期値:144


6本目の移動平均線の算出期間を指定します。

ma7_Length

7本目の移動平均線の期間


初期値:233


7本目の移動平均線の算出期間を指定します。

fib_SR_Shadow_1

フィボナッチリトレースメント1


初期値:13


フィボナッチリトレースメント1の水準を設定します。

fib_SR_Shadow_2

フィボナッチリトレースメント2


初期値:21


フィボナッチリトレースメント2の水準を設定します。

fib_SR_Shadow_3

フィボナッチリトレースメント3


初期値:34


フィボナッチリトレースメント3の水準を設定します。

fib_SR_Shadow_4

フィボナッチリトレースメント4


初期値:55


フィボナッチリトレースメント4の水準を設定します。

fib_SR_Shadow_5

フィボナッチリトレースメント5


初期値:89


フィボナッチリトレースメント5の水準を設定します。

fib_SR_Shadow_6

フィボナッチリトレースメント6


初期値:144


フィボナッチリトレースメント6の水準を設定します。

fib_SR_Shadow_7

フィボナッチリトレースメント7


初期値:233


フィボナッチリトレースメント7の水準を設定します。

fib_SR_shadow_1_c

フィボナッチリトレース1の色


初期値:Yellow


フィボナッチリトレース1のラインの色を設定します。

fib_SR_shadow_2_c

フィボナッチリトレース2の色


初期値:Yellow


フィボナッチリトレース2のラインの色を設定します。

fib_SR_shadow_3_c

フィボナッチリトレース3の色


初期値:Yellow


フィボナッチリトレース3のラインの色を設定します。

fib_SR_shadow_4_c

フィボナッチリトレース4の色


初期値:Blue


フィボナッチリトレース4のラインの色を設定します。

fib_SR_shadow_5_c

フィボナッチリトレース5の色


初期値:MediumBlue


フィボナッチリトレース5のラインの色を設定します。

fib_SR_shadow_6_c

フィボナッチリトレース6の色


初期値:DarkBlue


フィボナッチリトレース6のラインの色を設定します。

fib_SR_shadow_7_c

フィボナッチリトレース7の色


初期値:


フィボナッチリトレース7のラインの色を設定します。


デフォルトでは計算に使用されている7つの移動平均線の期間は、13, 21, 34, 55, 89, 144, 233が設定されおり、特にこだわりが無ければ変更しないほうが良いかと思います。


まとめ


「4_Period_MA_w.Regr.STD」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。


  1. 7つの移動平均線をもとに算出される。

  2. フィボナッチリトレースメントにもとづいてサポートラインとレジスタンスラインを表示する。

  3. バンドの傾き具合でトレンドの方向と勢いを分析する。


「4_Period_MA_w.Regr.STD」は、長期的なトレンドを考慮したエントリーのポイントを調べたい方に向いているインジケーターです。


実際の取引で使用する前に、どの程度うまく機能するのか十分なバックテストを実施した上で使用することをおすすめします。

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