4種類の時間足の価格とMAの状態をまとめてサブウィンドウに表示するMT4インジケーター『4 time frame averages-4 price trends 2』
更新日時:2019年10月31日 22:19
「4_time_frame_averages-4_price_trends_2」は、時間枠の異なる4本の移動平均線とローソク足の位置関係を、サブウィンドウ上に表示するインジケーターです。
「4_time_frame_averages-4_price_trends_2」は、次のような方に向いています。
マルチタイムフレーム分析を取り入れている方
移動平均線を使用している方
この記事では、「4_time_frame_averages-4_price_trends_2」の見方やパラメーターについて解説していきます。
- 4_time_frame_averages-4_price_trends_2の概要
- 4_time_frame_averages-4_price_trends_2を表示する方法
- 4_time_frame_averages-4_price_trends_2のパラメーター解説
- まとめ
4_time_frame_averages-4_price_trends_2の概要
インジケータを起動するとサブウィンドウ上に、4列のドットが表示されます。
「4_time_frame_averages-4_price_trends_2」は4種類の時間足で、それぞれ価格(ローソク足)が移動平均線よりも上にある間はサブウィンドウで緑のドットを表示し、逆に価格が移動平均線よりも下にあればサブウィンドウで赤のドットを表示します。
一番下の列が、チャートを表示中の時間枠での移動平均線とローソク足の位置関係を表示しています。
1つ上の列は表示中の時間枠より、1つ上の時間枠での位置関係を示しており、最大4つ上の時間枠での移動平均線とローソク足の位置関係を表示できます。
4_time_frame_averages-4_price_trends_2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
4_time_frame_averages-4_price_trends_2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
4_time_frame_averages-4_price_trends_2
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
4_time_frame_averages-4_price_trends_2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Period |
移動平均の算出期間 初期値:14 値を大きくすると価格に対する移動平均線の反応が緩やかになります。 |
Method |
移動平均の算出方法 初期値:Smoother 移動平均線の価格に対する反応速度が変化します。 |
alertsOn |
アラートの有効/無効 初期値:false trueに設定するとアラートが有効になります。 |
alertsLevel | アラートレベル 初期値:3 アラートを発する閾値を設定 |
alertsMessage |
メッセージ通知の有効/無効 初期値:true falseに設定するとメッセージ通知が無効になります。 |
alertsSound |
音声通知の有効/無効 初期値:false trueに設定すると音声通知が有効になります。 |
alertsEmail |
メール通知の有効/無効 初期値:false trueに設定するとメール通知が有効になります。 |
alertsNotify |
プッシュ通知の有効/無効 初期値:false trueに設定するとプッシュ通知が有効になります。 |
LinesWidth |
ドットの幅 初期値:0 ドットの幅が変化します。 |
LabelColor |
ラベルの色 初期値:DarkGray ラベルの色が変化します |
LabelHorizonralShift |
ラベルの水平位置 初期値:5 ラベルが左右に移動します。 |
LabelVerticalShift |
ラベルの垂直位置 初期値:1.5 ラベルが上下に移動します。 |
「TimeFrame1」から「TimeFrame4」と「UniqueID」は、変更してもインジケーターの動作に影響はありません。
このインジケーターはパラメーター設定の自由度が非常に高く、表示する4種類の時間足の設定や移動平均線の種類、各種アラートの有無などを設定することができます。
移動平均線の種類は29種類も用意されているためかなり、便利なインジケーターになっています。
まとめ
「4_time_frame_averages-4_price_trends_2」の見方やパラメーターについて解説しましたが、要点をまとめると以下のようになります。
価格が移動平均線を上回っている場合は緑色のドットが表示される。
価格が移動平均線を下回っている場合は赤色のドットが表示される。
一番下の列はチャートで設定している時間枠での移動平均線とローソク足の位置関係を示している。
一つ上の列は、1つ上の時間枠での移動平均線とローソク足の位置関係を示している。
「4_time_frame_averages-4_price_trends_2」は、時間枠別に大まかなトレンドの方向を、把握しておきたいという方に向いているインジケーターです。
このインジケーター単体でエントリーの判断はできないため、あくまでも補助的なインジケーターとして使用した方が良いでしょう。
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