7本の移動平均線を1度に表示するMT4インジケーター「SMA_Rainbow」
更新日時:2020年08月13日 12:07複数の移動平均線が算出期間の順番に並んでいる状態のことを、パーフェクトオーダーとよび、強いトレードが発生していることを示しています。
MT4には標準で移動平均線がインストールされていますが、複数の移動平均線を表示する場合、1本の移動平均線につき、1つのインジケーターを起動しなければなりません。
「SMA_Rainbow」は、複数の移動平均線を表示できるインジケーターで、次のような方に向いています。
移動平均線でトレンドの方向を分析している方
複数の移動平均線を1度に使用している方
以上のような方のためにこの記事では、「SMA_Rainbow」について解説します。
SMA_Rainbowの概要
「SMA_Rainbow」を起動するとチャート上に7本の移動平均線が表示されます。
各移動平均線の算出期間は以下の通りです。
紫色のライン=3期間単純移動平均線
紺色のライン=6期間単純移動平均線
青色のライン=9期間単純移動平均線
緑色のライン=12期間単純移動平均線
黄色のライン=15期間単純移動平均線
オレンジのライン=18期間単純移動平均線
赤色のライン=21期間単純移動平均線
また、赤色のラインだけは通常の単純移動平均線と算出方法が異なっており、以下の方法で算出されます。
赤色のライン=(18期間単純移動平均×18+18期間前の高値+19期間前の高値+20期間前の高値)/21
「SMA_Rainbow」によって表示される移動平均線は全て高値の移動平均線です。
上から順に紫・紺・青・緑・黄色・オレンジ・赤の順に並んでいる場合は上昇トレンドが発生している可能性を示唆しています。
ラインの順序が反対になっている場合は、下降トレンドが発生した可能性を示しています。
SMA_Rainbowを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SMA_Rainbowのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
SMA_Rainbowのパラメーター解説
「SMA_Rainbow」にトレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
まとめ
「SMA_Rainbow」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
上から紫・紺・青・緑・黄色・オレンジ・赤の順に並んでいる場合は上昇トレンドが発生している状態。
下から紫・紺・青・緑・黄色・オレンジ・赤の順に並んでいる場合は下降トレンドが発生している状態。
表示されるラインはすべて高値の単純移動平均。
「SMA_Rainbow」は、強力なトレンドが発生しているかどうかを分析したい方に向いているインジケーターです。
トレンドフォロー系の手法を使用している方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。