移動平均線とCCIのダイバージェンスでトレードできるよう開発された移動平均線MT4インジケーター『accelerated-ma』
更新日時:2019年11月15日 03:54「accelerated-ma」は、CCIと移動平均線をベースにしたインジケーターです。
次のような方に「accelerated-ma」は向いています。
価格に対する反応が速い移動平均線を探している方
テクニカル分析の際にサイクルも考慮している方
この記事では、サイクルを考慮しつつトレンドを分析したいという方のために、「accelerated-ma」の使い方とパラメーターの設定方法を解説します。
accelerated-maの概要
「accelerated-ma」は、チャート上にAccelerated MAという少し変わった移動平均線を表示するインジケーターで、この移動平均線は価格(ローソク足)の動きに敏感に追従するため、「Accelerated MA」をローソク足が上抜けたら上昇トレンドの勢いが強い状態にあると言えます。
反対に「Accelerated MA」をローソク足が下抜けたら、下降トレンドの勢いが強い状態です。
ローソク足が「Accelerated MA」を抜いた方向にエントリーすることで、勢いが強い方向のポジションを立てることができます。
制作者のコメントによると、Accelerated MAは移動平均線とCCIのダイバージェンスでトレードすることを目的に開発されたようで、価格がAccelerated MAから離れたときにエントリーすると非常に安全にトレードが出来るそうです。
なお、CCIとは相場のサイクルを分析するためのインジケーターで、オシレーターとして表示するのが一般的です。
計算方法は不明ですが、ちょっと変わった移動平均線なので使ってみると意外な発見があるかもしれません。
accelerated-maを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
accelerated-maのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
accelerated-maのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「accelerated-ma」のパラメーターは、算出期間を設定する「P」という項目のみで構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
P |
インジケーターの算出期間 初期値:50 トレンドを分析したい期間を設定します。 |
デフォルトでは期間50が設定されていますが、使用する時間足などに合わせて適宜変更すると良いかと思います。
まとめ
「accelerated-ma」を使用する際のポイントをまとめると以下のようになります。
ローソク足が「accelerated-ma」を抜いた方向へエントリーする。
価格が「accelerated-ma」から離れた時にエントリーすると安全なトレードができる。
「accelerated-ma」は、相場のサイクルも考慮してトレンドを分析したいという方に向いているインジケータです。
また、価格に対する反応が速いため、反応速度が速い移動平均線を試してみたいという方にもおすすめです。