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自動で価格の動きに沿う移動平均線を表示するMT4インジケーター『afirma-indicator』

更新日時:2019年11月04日 07:40

afirma-indicatorトップ画像


「afirma-indicator」は、値動きに沿った移動平均線を自動的に表示するインジケーターで、gpwr.によって開発されました。


「afirma-indicator」は、次のような方に向いているインジケーターです。


  1. 価格に対して俊敏に反応する移動平均線を探している方

  2. 算出期間を自動的に設定される移動平均線を探している方


この記事では、「afirma-indicator」の使い方やパラメーターについて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。


  1. afirma-indicatorの概要
  2. afirma-indicatorを表示する方法
  3. afirma-indicatorのパラメーター解説
  4. まとめ

afirma-indicatorの概要


インジケーターを起動すると青いラインで移動平均線がチャート上に表示されます。


「afirma-indicator」は、その名の通りAFIR移動平均線を表示させるインジケーターで、AFIRとは、Autoregressive Finite Impulse Responseの略で無理やり訳すならば「自己回帰有限インパルス応答」という意味になります。要するに、デジタルフィルターを使うことによって自動で価格の動きに正確に沿う移動平均線ということです。


画像を見ていただくと分かるようにかなり正確に価格に沿った移動平均線が描画されるのですが、デジタルフィルターによって自動で計算されているためリペイントしてしまう点に注意が必要です。


インジケーターの使い方は、通常の移動平均線と同様で、移動平均線の傾斜で値動きの方向や勢いを判断することができます。


リペイントするという特徴からエントリーやエグジットの判断には使いにくいので、トレンドや高値・安値の確認やトレンド転換の判断材料として使うのが良いかと思います。


afirma-indicatorを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

afirma-indicatorのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


afirma-indicator


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


afirma-indicatorのパラメーター解説


afirma-indicatorのパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

Periods

移動平均線の算出期間


初期値:4


ベースとなる移動平均線の算出期間を設定します。

Taps

算出期間被除数


初期値:21


値を大きくすると移動平均線の表示が滑らかになります。

Window

加重モード


初期値:4


インジケーターの加重モードが切り替わります。


「Taps」を変更すると移動平均線の滑らかさが変化しますが、設定値は奇数に設定しなければなりません。


「Window」は加重モードを1から5の番号で設定する必要があり、1がRectangular window、2と3がHamming window、4がBlackman window、5がBlackman - Harris windowというモードになっています。


このインジケーターはデフォルトで最適化されているようなので、必要がなければそのままのパラメーターで問題ないかと思います。


まとめ


「afirma-indicator」の使い方やパラメーターについて解説しましたが、ポイントをまとめると以下の通りです。


  1. 価格への反応が早い。

  2. 自動的に算出期間が最適化される。


「afirma-indicator」は、値動きへの反応が速い移動平均線を探している方に、向いているインジケーターです。


価格への反応が速い割に、描写されるラインは滑らかなため、活用できる場面も多いかと思います。

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