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4つの時間足の移動平均線の傾きを示唆するグラフをサブウィンドウに表示するMT4インジケーター『Alex5757000 - Multi Moving Average v2』

更新日時:

Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2スクリーンショット

自身が取引している時間よりも大きな時間足のトレンドを把握しておくことで、長期的な値動きに逆らうことなく取引をすることができます。

「Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2」は、異なる時間足の移動平均線の向きをまとめてチャート上に表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。

  1. 長期的なトレンドの方向を確認したい方

  2. マルチタイムフレーム分析を行っている方

この記事ではそういった方のために、「Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2」について解説していきます。

  1. Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2の概要
  2. Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2を表示する方法
  3. Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2のパラメーター解説
  4. まとめ

Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2の概要

「Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2」は、4つの異なる時間足のそれぞれの移動平均線の傾きを示唆するドットをサブウィンドウに表示するMT4用のインジケーターで、デフォルトではそれぞれの移動平均線が上向きの場合はサブウィンドウのドットを水色で表示し、逆に下向きの場合はドットをピンクで表示します。

デフォルトでは、1分足の89SMMA、5分足の55SMMA、15分足の34SMMA、1時間足の21SMMAのそれぞれの傾きが、画像のようにサブウィンドウ内のドットで表示されます。もちろん、それぞれの移動平均線の期間、種類、適用価格はパラメーターの設定画面から変更可能です。

また、4つのドットの色が全て揃っているときはサブウィンドウ背景の色が変わりアラートでお知らせしてくれます。デフォルトでは、4つのドットが全て水色(上向き)になっている間はサブウィンドウの背景色をダークブルーに変更し、逆に4つのドットが全てピンク(下向き)になっている間は背景色をブラウンに変更します。

サブウィンドウ内の4つのドットの色が揃えば揃うほど現行トレンドの勢いが強いことを示唆し、トレンド反転の際は短い時間足のドットの色から順に変わっていくので、現行トレンドの方向性および勢いの確認や損切や利確の目安として使用できるのではないでしょうか。

各種アラート機能がついていたり、色で視覚的に状況を判断できるため、使い勝手は非常に良いかと思います。

Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2のパラメーター解説

Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

MA_1_TF

1本目の移動平均線のタイムフレーム

初期値:1

1本目の移動平均線を算出する時間足を設定します。

MA_1_Period

1本目の移動平均線の期間

初期値:89

1本目の移動平均線の価格に対する反応速度が変化します。

MA_1_Mode

1本目の移動平均線の種類

初期値:3

1本目の移動平均線の算出方法を設定します。

MA_1_Price

1本目の移動平均線の適用価格

初期値:6

1本目の移動平均線の算出に用いる価格を設定します。

MA_2_TF

2本目の移動平均線のタイムフレーム

初期値:5

2本目の移動平均線を算出する時間足を設定します。

MA_2_Period

2本目の移動平均線の期間

初期値:55

2本目の移動平均線の価格に対する反応速度が変化します。

MA_2_Mode

2本目の移動平均線の種類

初期値:3

2本目の移動平均線の算出方法を設定します。

MA_2_Price

2本目の移動平均線の適用価格

初期値:6

2本目の移動平均線の算出に用いる価格を設定します。

MA_3_TF

3本目の移動平均線のタイムフレーム

初期値:15

3本目の移動平均線を算出する時間足を設定します。

MA_3_Period

3本目の移動平均線の期間

初期値:34

3本目の移動平均線の価格に対する反応速度が変化します。

MA_3_Mode

3本目の移動平均線の種類

初期値:3

3本目の移動平均線の算出方法を設定します。

MA_3_Price

3本目の移動平均線の適用価格

初期値:6

3本目の移動平均線の算出に用いる価格を設定します。

MA_4_TF

4本目の移動平均線のタイムフレーム

初期値:60

4本目の移動平均線を算出する時間足を設定します。

MA_4_Period

4本目の移動平均線の期間

初期値:21

4本目の移動平均線の価格に対する反応速度が変化します。

MA_4_Mode

4本目の移動平均線の種類

初期値:213

4本目の移動平均線の算出方法を設定します。

MA_4_Price

4本目の移動平均線の適用価格

初期値:6

4本目の移動平均線の算出に用いる価格を設定します。

RangeGraphic

サブウィンドウ背景変更のON/OFF

初期値:true

falseに設定すると背景色の変更がOFFになります。

RangeColorUp

上昇時のサブウィンドウ背景の色

初期値:DarkBlue

上昇時のサブウィンドウの背景色が変化します。

RangeColorDown

下降時のサブウィンドウ背景の色

初期値:Maroon

下降時のサブウィンドウの背景色が変化します。

RangeAlert

サブウィンドウ背景が変わったときのアラートのON/OFF

初期値:true

falseに設定すると背景色が変わった時のアラートが無効になります。

BarWingdings

ドットの形

初期値:0

ドットの形状が変化します。

BarWidth

ドットの大きさ

初期値:0

ドットの大きさが変化します。

BarColorUp

上向き時のドットの色

初期値:DeepSkyBlue

上向き時のドットの色が変化します。

BarColorDown

下向き時のドットの色

初期値:Magenta

下向き時のドットの色が変化します。

Gap

ドットの間隔

初期値:0.6

ドットを表示する間隔を設定します。

ShowLabel

ラベルの表示非表示

初期値:true

falseに設定するとラベルが非表示になります。

V_Label

ラベルの上下表示移動

初期値:0.5

垂直方向でのラベルの表示位置が変化します。

H_Label

ラベルの左右表示移動

初期値:30

水平方向でのラベルの表示位置が変化します。

TextColorUp

上向き時のテキストの色

初期値:DeepSkyBlue

上向き時のテキストの色が変化します。

TextColorDown

下向き時のテキストの色

初期値:Magenta

下向き時のテキストの色が変化します。

移動平均線の種類と適用価格は番号で指定する必要があり、移動平均線の種類は0=SMA、1=EMA、2=SMMA、3=LWMAの4種類から選択することができます。

適用価格は、0=終値、1=始値、2=高値、3=安値、4=中央価格、5=TP、6=加重価格から選択する必要がありますので留意しておきましょう。

非常に設定項目が多いですが、基本的にはそれぞれの移動平均線と各種色の設定のみをお好みで変更すれば良いかと思います。

まとめ

「Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2」の見方やパラメーターの設定方法について解説してきましたが、最後に要点をまとめておきます。

  1. 水色のドットが表示されている場合は移動平均線が上向きになっている状態。

  2. ピンクのドットが表示されている場合は下向きになっている状態。

  3. 全てのドットが水色になっている場合は、背景色が水色で表示される。

  4. 全てのドットがピンクになっている場合は、背景色がブラウンで表示される。

「Alex5757000-Multi_Moving_Average_v2」は、長期的なトレンドに沿った方向にエントリーしたい方に向いているインジケーターです。

長期的なトレンドの方向を把握することで、タイミング次第では短期的なトレンドだけではなく、長期的なトレンドを捉えて大きな利益を上げられる可能性もあります。

しかし、このインジケーターはあくまでもトレンドの方向を確認するためのものであり、詳細なエントリーのタイミングを計ることはできないため、ほかのインジケーターと組み合わせて使用しましょう。