FXで何やっても勝てなくて、やったコト

EA用に最適化された適応型移動平均線(AMA)を表示するMT4インジケーター『AMA_for_Expert2』

更新日時:2020年02月25日 12:09

AMA_for_Expert2スクリーンショット


MT4は、EA(エキスパートアドバイザー)という自動売買プログラムを使用して、取引を自動化することができます。


EAは自身で作成することもでき、任意のインジケーターのシグナルを用いてMT4に取引をさせることもできます。


「AMA_for_Expert2」は、EA用の移動平均線を表示するためのインジケーターで次のような方に向いています。


  1. 動きの速い相場で取引している方

  2. EAを使用して取引している方


この記事ではそういった方のために、「AMA_for_Expert2」について解説していきます。


  1. AMA_for_Expert2の概要
  2. AMA_for_Expert2を表示する方法
  3. AMA_for_Expert2のパラメーター解説
  4. まとめ

AMA_for_Expert2の概要


「AMA_for_Expert2」は、通常の適応型移動平均線(AMA)と比べて少しだけ動きが異なる適応型移動平均線(AMA)を表示するMT4用のインジケーターで、名前から推測する限りでは、EAでAMAを使用することを想定して、EA用に最適化されたAMAを表示するインジケーターのようです。


このインジケーターで表示されるAMAは、通常のAMAのように移動平均線上にドットは表示されず、シンプルな1本の緑線で描画されます。


動きはほぼ通常のAMAと同じなので、AMAをトレードに用いたい人は通常のAMAを使用し、EAの作成や試作にAMAを用いたい人はこのインジケーターを使用する、といった形で使い分けると良いかと思います。


AMA_for_Expert2を表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

AMA_for_Expert2のダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


AMA_for_Expert2


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


AMA_for_Expert2のパラメーター解説


AMA_for_Expert2パラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

periodAMA

AMAの期間


初期値:10


AMAの算出期間を設定します。

nfast

高速平滑比


初期値:2.0


価格に対する移動平均線の反応速度が変化します。

nslow

低速平滑比


初期値:30


価格に対する理論平均線の反応速度が変化します。

G

平滑化指数


初期値:2.0


値を大きくするとインジケータの表示が滑らかになります。

dk

閾値


初期値:2.0


トレンドを検出する閾値を設定します。

PriceType

適用価格


初期値:0


AMAの算出に用いる価格の種類を設定します。


パラメーターの「G」と「dk」は、特にこだわりが無ければ変更しないほうが良いかと思います。


「PriceType」は適用価格を番号で設定する必要があり、使用できる価格は、0=終値、1=始値、2=高値、3=安値、4=中間値、5=TP、6=加重価格となっています。


まとめ


「AMA_for_Expert2」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。


  1. 適用型移動平均線を表示する。

  2. EAに最適化されている。

  3. 一般的なAMA系のインジケーターと異なり、ドットは表示されない。


「AMA_for_Expert2」は、EAにAMAを組み込みたい方に向いているインジケーターです。


EA用のAMAということでかなり使い道を選ぶインジケーターですが、AMAは価格への反応速度が速いため、値動きの速い相場で取引している場合は、役に立つのではないでしょうか。

この記事を読んで参考になったという方は、更新の励みになりますので、各種SNSでの拡散をお願いします。Youtubeもやっていますので、チャンネル登録・高評価もお願いします。