適応型移動平均線(AMA)をドットで表示するMT4インジケーター『AMASig.mq4』
更新日時:2020年03月02日 23:37
現在のレートを、確認しやすい移動平均線がないだろうかと考えたことはないでしょうか。
「AMASig」は、移動平均線をラインではなくドットで表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。
移動平均線のレートを確認したい方
値動きの激しい相場で取引している方
上記のような方のためにこの記事では、「AMASig」について解説していきます。
AMASigの概要
「AMASig」は、適応型移動平均線(AMA)をドットのみで表示するMT4用のインジケーターで、デフォルトではAMAの傾きが上向きのときは青色のドットで、逆に下向きのときは黄色のドットで表示します。
このインジケーターでは青色と黄色のドットが表示されるだけで、それらのドットは通常のAMAのように線で繋がれません。
そのため、上下動や移動平均線の現在レートなどは通常のAMAよりも見やすくなっています。
個人的には通常のAMAのほうが使いやすい気がしますが、人によってはこのインジケーターのAMAの方が使いやすいかもしれませんね。
AMASigを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
AMASigのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
AMASigのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
P |
AMAの期間 初期値:400 AMAの算出期間を設定します。 |
fast |
短期平滑比 初期値:2 インジケーターの反応速度が変化します。 |
slow |
長期平滑比 初期値:10 インジケーターの反応速度が変化します。 |
dK |
転換の値幅 初期値:3 値動きが転換したことを判定する値幅を設定します。 |
「dK」はAMAの動きに影響を与えるパラメーターではありませんが、値を大きくするほどより大きな値幅でAMAが転換するまで、ドットの色が変化しなくなります。
まとめ
「AMASig」について解説してきましたが、最後に要点をまとめておきましょう。
AMA(適応型移動平均線)をドットで表示する。
AMAが上向きの場合は青色、下向きの場合は黄色で表示される。
「AMASig」は、移動平均線をラインではなくドットとして表示するため、レートを確認しやすい移動平均線を探している方に向いているインジケーターです。
反面、全体的な動きなどは見にくくなっているため、ラインで表示するタイプの移動平均線とお好みで使い分けると良いかと思います。
AMAがベースになっているため、値動きの激しい相場で取引している方にもおすすめです。
AMAを使用したトレードをしている人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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