複合型移動平均線(GMMA)の傾きによって色が変わるMTF対応のMT4インジケーター『Averages GMMA (two color)』
更新日時:2019年11月01日 08:37「Averages_GMMA_(two_color)」は、複合型移動平均線(GMMA)を用いてトレンドの有無を分析するインジケーターです。
「Averages_GMMA_(two_color)」は、次のような方に向いています。
トレンドの有無を調べたい方
移動平均線をよく使用する方
上記のような方のために、「Averages_GMMA_(two_color)」の見方やパラメーターの設定方法について解説していきます。
- Averages_GMMA_(two_color)の概要
- Averages_GMMA_(two_color)を表示する方法
- Averages_GMMA_(two_color)のパラメーター解説
- まとめ
Averages_GMMA_(two_color)の概要
インジケーターを起動するとチャート上に、長期グループの移動平均線と短期グループの移動平均線が表示されます。
複合型移動平均線(GMMA)は、Daryl Guppyによって開発された移動平均線で、チャート上に12本の指数平滑移動平均線(EMA)を表示することによって、現行トレンドの有無や方向性、強さを視覚的に判断することができます。
「Averages_GMMA_(two_color)」は、複合型移動平均線(GMMA)をチャート上に表示し、それらが上向きになっている間はオレンジ色で表示し、逆に下向きになっている間は緑色で表示するインジケーターです。
マルチタイムフレームにも対応しているため、下位足のチャートに上位足の複合型移動平均線(GMMA)を表示することもできます。
複合型移動平均線(GMMA)は12本のEMAで構成されているため、表示しているとどうしてもチャートが見にくくなりがちですが、このインジケーターならば色で視覚的に判断できるので多少見やすくなるかと思います。
Averages_GMMA_(two_color)を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Averages_GMMA_(two_color)のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Averages_GMMA_(two_color)のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Time frame |
移動平均線を算出する時間枠 初期値:current 設定した時間枠で移動平均線が算出されます |
Average type |
移動平均の算出方法 初期値:EMA 価格に対する移動平均線の反応速度が変化します。 |
Price |
適用価格 初期値:Close 価格に対する移動平均線の反応が変化します。 |
Lines width |
ラインの太さ 初期値:1 移動平均線の太さが変化します |
Color up |
上昇時の色 初期値:LimeGreen 移動平均線が上昇したときの色を設定します。 |
Color down |
下降時の色 初期値:Orange 移動平均線が下降した時の色を設定します。 |
Interpolate in multi time frame mode? |
マルチタイムフレームの平滑化 初期値:true trueに設定するとマルチタイムフレーム機能を使用した時の移動平均線の表示が滑らかになります。 |
GMMAの種類はかなりたくさん用意されているので、自分に合った設定をすると良いでしょう。
一般的な移動平均線のパラメーターに、色のや時間枠を設定する項目が加わっただけですので、設定で戸惑うことも少ないかと思います。
まとめ
「Averages_GMMA_(two_color)」の見方やパラメーターについて解説しましたが、要点をまとめると以下のようになります。
ラインがオレンジ色で表示されている場合は価格が上昇している状態
ラインが緑色で表示されている場合は価格が下降している状態
マルチタイムフレーム分析に対応
「Averages_GMMA_(two_color)」はトレンドの有無を調べたい方に、最適なインジケーターです。
トレンドフォロー系の手法を使用している方は、一度試してみると良いかもしれません。