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トレンドの勢いによって線の幅が変わる点線を表示するMT4インジケーター『Begashole』

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Begasholeスクリーンショット

トレンドの勢いを分析できるインジケーターはないだろうかと考えたことはないでしょうか。

「Begashole」は、点線の幅でトレンドの勢いを表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。

  1. トレンドの勢いを分析したい方

  2. 2本の移動平均線でトレンドの分析を行っている方

そういった方のためにこの記事では、「Begashole」について解説していきます。

  1. Begasholeの概要
  2. Begasholeを表示する方法
  3. Begasholeのパラメーター解説
  4. まとめ

Begasholeの概要

「Begashole」は、トレンドの勢いによって線の幅が変わる点線でトレンド方向性と勢いを示唆するMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、画像のように、勢いによって線の幅が変わる水色の点線が表示されます。

このインジケーターは、デフォルトの状態では期間144と期間164のEMA(指数平滑移動平均線)の幅を点線で表しています。

つまり、2本のEMAが近づきほぼ重なっている状態では、このインジケーターの線の幅も狭くなり、逆に2本のEMAが離れているときは、このインジケーターの線の幅も広くなるということです。

よって、このインジケーターの線は、移動平均線のようにその傾きによって現行トレンドの方向性を示唆し、現行トレンドの勢いが強ければ強いほど線の幅が広がります。

Begasholeを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Begasholeのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Begashole

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

Begasholeのパラメーター解説

Begasholeパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Begashole」のパラメーターは、2種類の移動平均線の算出期間を設定する項目で構成されています。

入力項目 入力内容

HOLE1_EMA_Period

1本目のEMAの期間

初期値:144

1本目の指数平滑移動平均線の算出期間を設定します。

HOLE2_EMA_Period

2本目のEMAの期間

初期値:169

2本目の指数平滑移動平均線の算出期間を設定します。

「HOLE1_EMA_Period」「HOLE2_EMA_Period」ともに、移動平均線の算出期間を設定するための項目で、値を大きくするほど値動きに対する反応が緩やかになり、小さくするほど値動きに対する反応が速くなります。

移動平均線の種類は指数平滑移動平均線に固定されており、適用価格も終値に固定されています。

デフォルトでは期間144と期間169が設定されていますが、使用する時間足やトレードスタイルに合わせて適宜変更すると良いでしょう。

まとめ

「Begashole」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

  1. 2本の指数平滑移動平均線にもとづいて点線を表示する。

  2. 点線の幅が広い場合は値動きに勢いがある状態。

  3. 点線の幅が狭い場合は値動きに勢いがない状態。

「Begashole」は、トレンドの勢いを分析したい方に向いているインジケーターです。

複数の移動平均線を表示させるよりも、トレンドの方向性や勢いが確認しやすいため、移動平均線を使って相場の流れを確認している人にとっては非常に便利なインジケーターかと思いますので、気になった方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。