FXで何やっても勝てなくて、やったコト

修正移動平均線をフィルタリングした移動平均線を表示するMT4インジケーター『buzzer』

更新日時:2020年04月14日 11:55

buzzerスクリーンショット


MT4には標準で移動平均線がインストールされていますが、標準のものよりも相場の上昇・下降を確認しやすい移動平均線があればと考えたことはないでしょうか。


「buzzer」は、以下のような方に向いているインジケーターです。


  1. 相場の方向を確認しやすい移動平均線を探している方

  2. ノイズの少ない移動平均線を探している方


この記事では上記のような方のために、「buzzer」について解説します。


  1. buzzerの概要
  2. buzzerを表示する方法
  3. buzzerのパラメーター解説
  4. まとめ

buzzerの概要


「buzzer」は、修正移動平均線(Modified Moving Average)をフィルタリングした移動平均線を表示するMT4用のインジケーターで、相場の上昇・下降を捉えるのに役立ちます。


このインジケーターの移動平均線は、画像のように緑色と赤色で構成されており、緑色は上昇局面、赤色は下降局面を示唆します。


詳細な計算方法等は不明ですが、基本的には、上昇トレンドで移動平均線の色が緑色になったら買いエントリー、下降トレンドで移動平均線の色が赤色になったら売りエントリー、といった使い方になるかと思います。


また、このインジケーターはマルチタイムフレームに対応しているので、上位足の移動平均線を下位足のチャートに表示させることも可能です。


buzzerを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

buzzerのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


buzzer


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


buzzerのパラメーター解説


buzzerパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

Price

価格


初期値:0


インジケーターの算出に用いる価格の種類を設定します。

Length

期間


初期値:20


価格に対するインジケーターの反応速度が変化します。

TIME_FRAMES

タイムフレーム


初期値:Current


インジケーターを算出する時間足を設定します。

AlertON

アラートのON/OFF


初期値:true


falseに設定するとアラートがOFFになります。

EmailON

メールアラートのON/OFF


初期値:true


falseに設定するとメールアラートがOFFになります。


「Length」は、インジケーターの算出期間を設定するための項目で、大きな値に設定すると価格に対する反応が緩やかになりますが、短期的な値動きが反映されにくくなります。


「TIME_FRAMES」は、インジケーターを算出する時間足を設定するための項目で、currentに設定した場合は、チャートを表示している時間足が適用されます。


まとめ


「buzzer」について解説しましたが、要点をまとめると以下のようになります。


  1. 修正移動平均線をフィルタリングした移動平均線を表示する。

  2. 上昇局面では緑色のラインを表示し、下降局面では赤色のラインを表示する。


「buzzer」は、相場の上昇・下降を確認しやすい移動平均線を探している方に、向いているインジケーターです。


パッと見た限りでは中々精度の高そうなインジケーターで、単純に色が変わったころでトレンド方向にエントリーするだけでも良い勝率になるかと思います。


また、マルチタイムフレームやアラート機能がついてるのも嬉しいところですね。


気になった方は是非試してみてはいかがでしょうか。

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