FXで何やっても勝てなくて、やったコト

EMAを3回平滑化したT3MAをマルチタイムで表示できるMT4インジケーター『All time frame T3』

更新日時:2019年10月24日 11:06

T3MA画像


「All_time_frame_T3」は、指定した時間枠のT3(3重平滑移動平均線)を表示するインジケーターです。


「All_time_frame_T3」は次のような方に向いています。


  1. 移動平均線をよく使う方

  2. 滑らかな移動平均線を表示したい方

  3. マルチタイムフレーム分析を取り入れている方


この記事では、「All_time_frame_T3」の使い方やパラメーターの設定方法について、解説していきます。


  1. All_time_frame_T3の概要
  2. All_time_frame_T3を表示する方法
  3. All_time_frame_T3のパラメーター解説
  4. まとめ

All_time_frame_T3の概要


インジケーターを起動するとT3移動平均と、チャートの右下に四角いボタンが表示されます。


このボタンをクリックすることで、指定した時間枠で算出されたT3移動平均線が表示されます。


T3移動平均線は、指数平滑移動平均線(EMA)を3回平滑化したもので、SMAやEMAに比べて非常に滑らかな移動平均線を描きます。


画像(赤線は20T3MA、青線は20EMA)のようにとても滑らかな曲線を描くため、上下動が非常に見やすいですが、価格への追従は比較的ゆっくりです。


ノイズが少ない移動平均線を、探しているという方にはちょうど良い移動平均線なのではないでしょうか。


All_time_frame_T3を表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

All_time_frame_T3のダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


All_time_frame_T3


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


All_time_frame_T3のパラメーター解説


T3MAパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

Parameters

T3 period

T3移動平均の算出期間


初期値:14


値を大きくするとT3移動平均線の表示がより滑らかになります

Price to use

適用価格


初期値:Close


T3移動平均線の価格に対する反応が変化します

T3 filter hot

加速因数


初期値:0.7


価格への反応速度が変化します。

T3 original Tim Tillson calculation?

Tim Tillsonの方法でT3を算出する


初期値:false


T3の考案者であるTim Tillsonのオリジナルの算出方法でインジケーターを算出します

Indicator unique ID

All time frame T3

Vertical shift

垂直方向へのシフト


初期値:0


移動平均線の表示位置が上下に移動します。

Button color

ボタンの色


初期値:Silver


ボタンの色が変化します

Button border color

ボタンの境目の色


初期値:Black


ボタンの境目の色が変化します

Text color - normal

テキストの色


初期値:Black


テキストの色が変化します

Text color selected - enable

使用可能なボタンを選択した時のテキストの色


初期値:Red


テキストの色が変化します

Text color selected - disable

使用不能なボタンを選択した時のテキストの色


初期値:Gray


テキストの色が変化します

Interplate date

インタープレートデータの有効/無効


初期値:true


インジケーターの表示に影響ありません


「T3 filter hot」は0から1の間の値に設定し、0に設定すると通常の指数平滑移動平均線になります。


パラメーターの項目数が多いですが、移動平均線の算出に関わる部分以外は、必要がなければ特に変更する必要はないでしょう。


まとめ


「All_time_frame_T3」を使う際のポイントを以下にまとめました。


  1. 指数平滑移動平均線よりも滑らかに表示されるが、価格への反応は緩慢

  2. チャート右下のボタンで時間枠を設定

  3. 「T3 filter hot」は0から1の間で設定


「All_time_frame_T3」は、ノイズが少ない移動平均線を探しているという方に、向いているインジケーターです。


また、マルチタイムフレーム分析に対応した移動平均線を、探している方にもおすすめです。

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