価格が移動平均線に触れたときに通知してくれるMT4インジケーター『Gonzo_MaAlert』
更新日時:2019年10月25日 08:24「Gonzo_MaAlert」は、価格が移動平均線に触れたときにアラートで通知してくれるインジケーターです。
以下のような方に「Gonzo_MaAlert」はおすすめです。
移動平均線をよく使う方
チャートの前に張り付いているのが難しい方
マルチタイムフレーム分析を行っている方
こういった方のためにこの記事では、「Gonzo_MaAlert」の使い方や設定方法について解説します。
Gonzo_MaAlertの概要
インジケーターを起動すると、チャート上に移動平均線が表示され、MT4に標準でインストールされている移動平均線と、同じように使用することができます。
意識されやすい期間の移動平均線を設定しておけば、反転の可能性を意識しながらトレードすることができますね。
このインジケーターはシンプルながらも痒い所に手が届くインジケーターで、アラート系のインジケーターで時折見かける連続アラートの防止機能や、アラート地点に縦線を自動で表示する機能があります。
Gonzo_MaAlertを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Gonzo_MaAlertのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Gonzo_MaAlertのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
tx0_1 |
==MAの種類(0:SMA,1:EMA,2:SMMA,3:LWMA)== |
MAKind |
移動平均線の算出方法 初期値:1 価格に対する移動平均線の反応の仕方が変化します |
MARange |
移動平均線の算出期間 初期値:20 値を大きくするほど移動平均線の表示が滑らかになります |
tx0_2 |
==常時表示される時間足(分)0はOFF== |
MainTimeFrame |
移動平均を算出する時間枠 初期値:15 移動平均線を算出する時間枠が固定されます |
tx3 |
MAラインを表示する |
dDisplay |
移動平均線の表示/非表示 初期値:true falseに設定すると移動平均線が非表示になります |
tx4 |
1つ前でなっていたらアラートしない |
bBefore |
初期値:true falseに設定すると継続的にアラートを発します |
tx5 |
アラート地点に縦線を引く |
bVline |
アラート地点に縦線を表示 初期値:fale trueに設定するとアラートが発信された地点に縦のラインが表示されます |
「MAKind」は番号で指定する必要があり、0が単純移動平均、1は指数平滑移動平均、2が平滑化移動平均、3が加重移動平均となっています。
「MainTimeFrame」は、移動平均線を算出する時間枠を指定する項目で、時間枠を指定すると移動平均線を算出する時間枠が固定されます。
0に設定した場合は、チャートの時間枠に合わせた移動平均線が表示されます。
移動平均線の算出に関する項目以外は、特に必要がなければそのままの設定で良いでしょう。
まとめ
「Gonzo_MaAlert」の使い方やパラメータについて解説しましたが、ポイントをまとめると以下の通りです。
移動平均線と価格が接触するとアラートで通知
マルチタイムフレーム分析に対応している
「MainTimeFrame」を0に設定するとチャートの時間枠に応じた移動平均線が表示される
「Gonzo_MaAlert」は、移動平均線を使用して、マルチタイムフレーム分析を行っている方に向いています。
また、チャートに張り付いているのが難しい時にも活用できます。
移動平均線自体が、汎用性の高いインジケーターですので、これ以外にも活用できる場面は多いのではないでしょうか。