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現在の価格が単純移動平均線を上回っているかどうか視覚的に判断できるシンプルなMT4インジケーター『Hi-Lo』

更新日時:2019年11月07日 12:10

hi_loトップ画像.png


「Hi-Lo」は、2種類の移動平均線をベースにしたインジケーターで、現在の相場が上昇基調にあるのか下降基調にあるのかを調べることができます。


「Hi-Lo」は以下のような方に向いているインジケーターです。


  1. 価格が上昇基調にあるのか下降基調にあるのかを大まかに知りたい方

  2. トレンドフォロー系の手法を使用している方


この記事では上記のような方のために、「Hi-Lo」の見方やパラメーターの設定方法について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。


  1. Hi-Loの概要
  2. Hi-Loを表示する方法
  3. Hi-Loのパラメーター解説
  4. まとめ

Hi-Loの概要


インジケーターを起動すると、移動平均線とローソク足の位置関係にもとづいて、チャート上にドットが表示されます。


「Hi-Lo」は、現在の価格(ローソク足)が3日間の高値の単純移動平均を上回っているとローソク足の下に緑のドットを、逆に安値の単純移動平均線を下回っているとローソク足の下に赤のドットを表示します。


つまり、緑色のドットが表示されている場合、価格が上昇基調にあることを示唆しており、赤色のドットが表示されている場合は、価格が下降基調にあることを示唆しています。


各々のドットは逆の色のドットが出るまで表示され続ける(1回赤色のドットが出たら緑のドットが出るまで出続ける)という機能をもつインジケーターで、シンプルながらも汎用性が高くなっています。


このインジケーターの機能の特性上、あまりに短い時間足では活躍しにくいため1時間足以上のチャートで使用すると良いかと思います。


また、3日間の期間はパラメーターから変更できるので、使用する時間足に合わせてパラメーターを変更することで更に汎用性の高いインジケーターとなるかもしれません。


Hi-Loを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Hi-Loのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


Hi-Lo


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


Hi-Loのパラメーター解説


Hi-Loのパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


「Hi-Lo」のパラメーターは、移動平均線の算出期間を設定する項目と、インジケーターを表示する期間を設定する項目の2つで構成されています。


入力項目 入力内容

per

移動平均線の算出期間


初期値:3


値を大きくほど価格に対するインジケーターの反応が緩やかになります。

CountBars

インジケーターを表示する期間


初期値:300


値を大きくするほど、より過去にさかのぼってインジケーターを表示します。


期間を大きくすればするほどダマしが少なくなり、反応が鈍くなるので、使用する時間足やトレードスタイルに応じて適宜変更するとよいかと思います。


まとめ


「Hi-Lo」の見方やパラメーターの設定方法について解説しました。


ポイントをまとめると以下のようになります。


  1. 緑色のドットが表示されている場合は価格が上昇基調にある。

  2. 赤色のドットが表示されている場合は価格が下降基調にある。

  3. ドットの色の変化は値動きの方向が切り替わったことを示している。


「Hi-Lo」は現在の相場が上昇基調にあるのか、それとも下降基調にあるのかを大まかに把握しておきたいという方に、向いているインジケーターです。


「Hi-Lo」単体で、エントリーのタイミングを計ることはできないため、ほかのインジケーターと組み合わせて使用しましょう。

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