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2本の線形加重移動平均線(LWMA)のクロスでシグナルを表示するMT4インジケーター『lwma-crossover_signal』

更新日時:2019年11月28日 09:10

lwma-crossover_signalスクリーンショット


移動平均線を使用したトレンド分析方法の1つに、2本の移動平均線の交差でトレンドを分析する方法がありますが、移動平均線の交差を簡単に確認出来るインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。


「lwma-crossover_signal」は、2本の線形加重移動平均線(LWMA)のゴールデンクロスおよびデッドクロスで矢印を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。


  1. 移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロスでトレンドを分析している方

  2. 価格に対するインジケーターの反応速度を重視する方

  3. 早い段階でトレンドの兆候を掴みたい方


この記事ではそういった方のために、「lwma-crossover_signal」の使い方やパラメーターについて解説していきます。


  1. lwma-crossover_signalの概要
  2. lwma-crossover_signalを表示する方法
  3. lwma-crossover_signalのパラメーター解説
  4. まとめ

lwma-crossover_signalの概要


「lwma-crossover_signal」は、短期の線形加重移動平均線(LWMA)が長期の線形加重移動平均線(LWMA)を下から上抜けたときに上向きの緑矢印を、逆に短期の線形加重移動平均線(LWMA)が長期の線形加重移動平均線(LWMA)を上から下抜けたときに下向きの赤矢印を表示します。


そのため、線形加重移動平均線によるゴールデンクロスやデッドクロスがあった箇所を、簡単に確認することができます。


線形加重移動平均線(LWMA)は直近の価格に比重を置いているため、他の移動平均線に比べてトレンドの始まりをいち早く捉えることができますが、その分ダマしシグナルも多くなるので何かしらのフィルターと併用すると良いかと思います。


なお、このインジケーター単体ではLWMAは表示されないため、必要ならば別途追加しましょう。


lwma-crossover_signalを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

lwma-crossover_signalのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


lwma-crossover_signal


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


lwma-crossover_signalのパラメーター解説


lwma-crossover_signalパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


「lwma-crossover_signal」のパラメーターは、各移動平均線の算出期間を設定する項目のみで、シンプルな構成になっています。


入力項目 入力内容

FasterLWMA

短期LWMAの期間


初期値:14


価格に対する短期線形加重移動平均線の反応速度が変化します。

SlowerLWMA

長期LWMAの期間


初期値:34


価格に対する長期荷重移動平均線の反応速度が変化します。


各算出期間は普段使用している移動平均線と同様の値に設定して、線形加重移動平均線を別途表示させる場合は、この値と同じ設定をしましょう。


まとめ


「lwma-crossover_signal」を使用する上でのポイントをまとめると以下のようになります。


  1. ゴールデンクロスした箇所には上向きの緑矢印が表示される。

  2. デッドクロスした箇所には下向きの矢印が表示される。

  3. 線形加重移動平均線をもとにしているため値動きに対する反応が速い。


「lwma-crossover_signal」は、移動平均線によるゴールデンクロスやデッドクロスを早い段階で表示して、可能な限り早期にトレンドの兆候を捉えたい方に、向いているインジケーターです。


線形加重移動平均線は反応が敏感なため、ときにはトレンドの始まりを綺麗に捉えることができますが、その分ダマしシグナルも多発するためRSIや他のインジケーターと一緒に使用すると良いかと思います。

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