傾斜角度によって移動平均線の色が変わるMT4インジケーター『MA in Color』
更新日時:2019年10月22日 11:02「MA_in_Color」はラインの傾きに応じて、色が変化する移動平均線を表示するインジケーターです。
「MA_in_Color」は、以下のような方におすすめです。
移動平均線をよく使用する方
移動平均線の傾きを視覚的に確認しやすくしたい方
この記事では「MA_in_Color」の使い方や、パラメーターの設定について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
MA_in_Colorの概要
移動平均線はその傾きによって、上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンド、横ばいならレンジ、というようにトレンドの方向を示してくれます。
「MA_in_Color」は、上昇トレンドでは緑色、下降トレンドでは赤色、レンジでは黄色で表示されます。
ただ、複数本の移動平均線を表示させていたり、他のインジケーターを表示させていたりすると、意外と判断しにくいですよね。
パッと見てトレンドが判断しやすくなるだけでなく、色が変わったら保有ポジションを決済するなどの使い方もできます。
MA_in_Colorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
MA_in_Colorのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
MA_in_Colorのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「MA_in_Color」のパラメーターは、移動平均の算出期間を設定する項目と、移動平均の算出方法を設定する項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
MAPeriod |
移動平均の算出期間 初期値:14 値を大きくするほど、価格に対する反応が緩やかになります。 |
MAType |
移動平均の算出方法 (0=SMA, 1=EMA, 2=SMMA, 3=WMA) 初期値:1 価格に対する移動平均線の反応の仕方が変化します。 |
ラインの傾きによって色が分かれている点を除けば、設定に関しては普通の移動平均線と同じです。
「MAType」は番号で指定する必要がありますので、番号に対応する算出方法の番号を確認した上で設定しましょう。
0は単純移動平均、1は指数平滑移動平均、2は平滑移動平均、3は加重移動平均です。
主要な算出方法に対応しているので、様々な場面に対応することができます。
また、インジケーターの色については、同じウィンドウ内の「色の設定」から設定できます。
0=レンジの色、1=上昇の色、2=下降の色でそれぞれ色や線の太さなどを設定できます。
まとめ
「MA_in_Color」の特徴をまとめると以下の通りです。
上昇トレンドでは緑色で表示
下降トレンドでは赤色で表示
レンジ相場では黄色で表示
「MA_in_Color」は、普段からよく移動平均線を使用する方が、移動平均線の傾きを視覚的に確認しやすくしたい場合に、便利なインジケーターです。
パラメーターも一般的な移動平均線と変わらないため、設定で戸惑うことも少ないかと思います。