移動平均線と価格の乖離率を表示できるMT4インジケーター『MA Kairi』

更新日時：2019年10月22日 11:06

MAKairiスクリーンショット

「MAKairi」は、移動平均線からの価格の乖離率を、表示することができるインジケーターです。

「MAKairi」は以下のようなインジケーターを、探している方におすすめです。

この記事では、上記のような方のために「MAKairi」の使い方や、パラメーターについて解説します。

MAKairiの概要

「MAKairi」は、価格と移動平均線がどのくらい離れているかを、百分率で表示したものです。

「MAKairi」の算出方法は以下の通りです。

MAKairi ＝（終値－移動平均） / 移動平均 × 100

価格と移動平均線が重なっている（同じ）場合、乖離率は0%になります。

インジケーターの値がプラス圏で推移している場合は、価格が移動平均線よりも高いことを意味しており、乖離率が高いほど上昇の勢いも強いことを示しています。

反対に、マイナス圏で推移している場合は、価格が移動平均線よりも低いことを意味しており、乖離率が低ければ低いほど下降の勢いも強いことを示しています。

通常、価格と移動平均線はある程度乖離するとその離れ具合を埋めるように近づくので、このタイミングを狙ってエントリーできそうですよね。

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

MAKairiのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

MAKairi

MT4のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「MAKairi」のパラメーターは、移動平均の算出期間を設定する項目と、移動平均の算出方法を設定する項目で構成されています。

入力項目

入力内容

MAmode

移動平均の算出方法 (0=SMA, 1=EMA, 2=SMMA, 3=WMA）

初期値：1

価格への反応の仕方が変化します。

MAPeriod

移動平均の算出期間

初期値：21

値を大きくするとインジケーターの振り幅が大きくなります。

「MAPeriod」の値を大きく設定すると、価格に対する移動平均の反応が緩慢になるため、インジケーターの値が大きく振れやすくなります。

また、「MAPeriod」の値を大きくしても、「MAKairi」を平滑化しているわけではないため、インジケーターの表示が滑らかになることはありませんので、留意しておきましょう。

「MAmode」については、0から3の番号で指定する必要があり、0は単純移動平均、1は指数平滑移動平均、2は平滑移動平均、3は加重移動平均となっています。

ご自身が普段使っている算出方法、期間を設定すると良いでしょう。

「MAKairi」を使用する上でのポイントを以下にまとめました。

「MAKairi」は、現在の価格が移動平均線からどの程度離れているのかを、確認したい方に向いているインジケーターです。

また、トレンドの有無を確認したい場合にも、活用できるのではないでしょうか。

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