価格と移動平均線がクロスした時にシグナルを出してメールで通知してくれるMT4インジケーター『ma_pricecrossover_email_alert』
更新日時:2019年11月28日 09:11移動平均線でトレンドを分析しているものの、常にチャートに張り付いているのが難しいという方も多いのではないでしょうか。
「ma_pricecrossover_email_alert」は、移動平均線とローソク足の交差をアラートで通知してくれるインジケーターで、次のような方に向いています。
移動平均線でトレンドの転換を分析している方
チャートに張り付いているのが難しい方
この記事では、「ma_pricecrossover_email_alert」について詳しく解説していきます。
- ma_pricecrossover_email_alertの概要
- ma_pricecrossover_email_alertを表示する方法
- ma_pricecrossover_email_alertのパラメーター解説
- まとめ
ma_pricecrossover_email_alertの概要
「ma_pricecrossover_email_alert」は、1本の移動平均線を表示し、価格(ローソク足)と移動平均線がクロスした時に矢印でシグナルを出してメールなどの各種アラートで通知してくれるMT4用のインジケーターで、デフォルトの設定では200EMAをローソク足が下から上抜けたときに上向きの緑矢印を、逆に200EMAをローソク足が上から下抜けたときに下向きの赤矢印を表示します。
移動平均線と価格のクロス手法を使っている人で、あまりチャートに張り付きたくない人や、仕事などでチャートを見る時間が無い人にとっては、メールが来た時だけチャートを確認すれば良いので非常に便利なインジケーターではないでしょうか。
レンジ相場ではシグナルが多発してしまうため、移動平均線の傾きを確認しながら、他のインジケーターと一緒に使うと良いかと思います。
また、移動平均線の算出期間を調整することで、移動平均線をサポートライン/レジスタンスラインする手法にも対応できるため、活用できる場面も多いのではないかと思います。
ma_pricecrossover_email_alertを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ma_pricecrossover_email_alertのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ma_pricecrossover_email_alertのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
SoundON |
サウンドアラートのON/OFF 初期値:true falseに設定するとサンドラとがOFFになります。 |
EmailON |
メールアラートのON/OFF 初期値:false trueに設定するとメールアラートがONになります。 |
ShowArrows |
矢印の表示・非表示 初期値:true falseに設定すると矢印が非表示になります。 |
MA_Period |
移動平均線の期間 初期値:200 価格に対する移動平均線の反応速度が変化します。 |
MA_Mode |
移動平均線の種類 初期値:1 移動平均線の種類を「m1」に記載されている番号で指定します。 |
MA_PriceMode |
移動平均線の適用価格 初期値:0 移動平均線の適用価格を「pm1」から「pm4」に記載されている番号で指定します。 |
初期設定の状態では、サウンドアラートは有効になっていますが、メールアラートは無効になっていますので、必要な場合は「EmailON」をtrueに変更しておきましょう。
「MA_Mode」や「MA_PriceMode」は、番号で指定する必要がありますので、パラメーターの「m」から「pm4」の番号を確認しておきましょう。
まとめ
「ma_pricecrossover_email_alert」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
ローソク足が移動平均線を下から上に抜けた場合は上向きの緑矢印を表示する。
ローソク足が移動平均線を上から下に抜けた場合は下向きと赤矢印を表示する。
サウンドアラートとメールアラート機能付き。
「ma_pricecrossover_email_alert」は、移動平均線でトレンドの転換を分析している方に向いているインジケーターです。
また、このインジケーターにはメールアラート機能があるため、チャートを見る時間があまりない人でも、メールが来てからチャートを確認すれば良いので、人によっては非常に便利なインジケーターではないでしょうか。