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1分足チャートに複数の時間軸の移動平均線とパラボリックSARを表示するMT4インジケーター『MA_Support_SAR』

更新日時:2019年11月21日 11:59

MA_Support_SARスクリーンショット


「MA_Support_SAR」は、チャート上に1分足、5分足、1時間足、日足の移動平均線とパラボリックSARをまとめて表示できるインジケーターで、表示させる移動平均線は時間足ごとに期間を設定することができます。


次のような方に「MA_Support_SAR」はおすすめです。


  1. スキャルピングで取引をしている方

  2. 値動きの転換を捉えたい方


こういった方のために、「MA_Support_SAR」の使い方について解説していきますので、ぜひ、参考にしてみてください。


  1. MA_Support_SARの概要
  2. MA_Support_SARを表示する方法
  3. MA_Support_SARのパラメーター解説
  4. まとめ

MA_Support_SARの概要


「MA_Support_SAR」は、複数の時間足の移動平均線やパラボリックがサポートやレジスタンス、売買ポイントとして機能することを想定しており、パラメーターによっては上位足の移動平均線やパラボリックがサポートやレジスタンス、売買ポイントとして機能します。


制作者のコメントによると、このインジケーターは1分足での使用を想定しているため、その他の時間足では機能しないようで、また、「1分足、5分足、1時間足、日足の期間は必要に応じて修正してください。」とのことです。


ちなみに、移動平均線とパラボリックの色は時間足によってまとめられている(1分足=白、5分足=黄、1時間足=青、日足=黒)ので視覚的にも見やすいです。


基本的な使い方としては、移動平均線でトレンドの方向を確認し、パラボリックの切り替わりでエントリー、上位足の移動平均線やパラボリックを損切や利確として使うのが良いかと思います。


このインジケーターは1分足でしか表示されませんが、スキャルピングトレーダーの人にとっては面白いインジケーターかもしれません。


MA_Support_SARを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

MA_Support_SARのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


MA_Support_SAR


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


MA_Support_SARのパラメーター解説


MA_Support_SARパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

M1Period

1分足の期間


初期値:13


1分足の移動平均線の反応速度が変化します。

M5Period

5分足の期間


初期値:13


5分足の移動平均線の反応速度が変化します。

H1Period

1時間足の期間


初期値:13


1時間の移動平均線の反応速度が変化します。

D1Period

日足の期間


初期値:13


日足の移動平均線の反応速度が変化します。

MaShift

移動平均線の表示移動


初期値:0


移動平均線の表示位置が変化します。

MODE_Ma

移動平均線の種類


初期値:3


移動平均線の反応速度が変化します。

PRICE_Ma

移動平均線の適用価格


初期値:6


移動平均線の算出に用いる価格の種類を設定します。

Step

パラボリックのステップ


初期値:0.02


パラボリックが価格に追いつく速度が変化します。

Maximum

パラボリックの最大値


初期値:0.2


パラボリックの最大値を設定します。


デフォルトでは日足の移動平均線とパラボリックの色が黒に設定されているので、チャートの背景を黒にしている人は「色の設定」から見やすい色に変更しましょう。


デフォルトでは全ての時間足の移動平均線が13に設定されているので、サポートやレジスタンスとして意識されやすい値に変更して使用すると良いかと思います。


まとめ


「MA_Support_SAR」の使い方について解説してきましたが、最後に要点をまとめておきます。


  1. 「MA_Support_SAR」は、1分足チャート専用のインジケーター。

  2. チャートの背景色によっては、インジケーターかチャートの色の変更が必要。

  3. 移動平均線でトレンドの方向を確認し、パラボリックの転換でエントリーする。


「MA_Support_SAR」は、スキャルピングで値動きの転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。


実際の取引で使用する前に十分なテストを行って、どの程度うまく機能するのか確認しておくことをおすすめします。

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