時間枠別の移動平均線の向きをまとめて表示するMT4インジケーター「signaliticstrendassistantv1.0」
更新日時:2020年06月26日 09:48複数の時間枠の大まかな値動きの方向を確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「signaliticstrendassistantv1.0」は、時間枠別の移動平均線の変化を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
マルチタイムフレーム分析を採り入れている方
移動平均線を好んで使用する方
この記事では以上のような方のために、「signaliticstrendassistantv1.0」について解説します。
- signaliticstrendassistantv1.0の概要
- signaliticstrendassistantv1.0を表示する方法
- signaliticstrendassistantv1.0のパラメーター解説
- まとめ
signaliticstrendassistantv1.0の概要
「signaliticstrendassistantv1.0」を起動するとサブウィンドウ上に、黄緑色と赤色のドットがライン状に表示されます。
このドットは、MT4のチャートで表示可能な時間枠別の移動平均線の変化を示したものです。
それぞれのドットが表示される条件は以下のようになっています。
黄緑色のドット:直近の移動平均線の値>1つ前の移動平均線の値
赤色のドット:直近の移動平均線の値<1つ前の移動平均線の値
以上のように、黄緑色のドットが表示されている場合は移動平均線が上昇したことを示しており、反対に赤色のドットが表示されている場合は移動平均線が下降したことを示しています。
大局的な値動きに沿ったトレードのプランを立てたい場合などに活用できるでしょう。
signaliticstrendassistantv1.0を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
signaliticstrendassistantv1.0のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
signaliticstrendassistantv1.0のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
MA_PERIOD |
移動平均線の算出期間 初期値:5 移動平均線の価格に価格する反応速度が変化します。 |
MA_MODE |
移動平均線の種類 初期値:MODE_SMA 移動平均線の算出方法を設定します。 |
MA_PRICE |
適用価格 初期値:PRICE_CLOSE 移動平均線の適用価格を設定します。 |
「MA_PERIOD」は、移動平均線の算出期間を設定するための項目で、大きな値で設定すると値動きに対する反応が緩やかになり、小さな値に設定すると反応が俊敏になります。
「MA_MODE」は、移動平均線の種類を設定するための項目で、単純移動平均線、指数平滑移動平均線、加重移動平均線、平滑化移動平均線から選択可能です。
まとめ
「signaliticstrendassistantv1.0」について解説してきましたが、最後に要点をまとめておきましょう。
時間枠別に移動平均線の変化を一覧で表示する。
黄緑色のドットは移動平均線が上昇したことを示している。
赤色のドットは移動平均線が下降したことを示している。
「signaliticstrendassistantv1.0」は、複数の時間枠の価格の変化を確認したい方に向いているインジケーターです。
マルチタイムフレーム分析を採り入れている方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。