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移動平均線の転換をもとに支持線と抵抗線を表示するMT4インジケーター「updown_resistance」

更新日時:2020年07月22日 09:41

updown_resistanceスクリーンショット


サポートラインやレジスタンスライン付近ではブルとベアの攻防が発生するため、意識して取引する必要があります。


「updown_resistance」は、移動平均線の転換をもとにサポートラインとレジスタンスラインを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。


  1. サポートライン・レジスタンスラインの水準を確認したい方

  2. 逆張りやブレイクアウト系の手法を使用している方

  3. 利益確定や損切りの水準を分析したい方


上記のような方のためにこの記事では、「updown_resistance」について解説します。


  1. updown_resistanceの概要
  2. updown_resistanceを表示する方法
  3. updown_resistanceのパラメーター解説
  4. まとめ

updown_resistanceの概要


インジケーターを起動すると、レジスタンスラインが青いライン、サポートラインが赤いラインでチャート上に表示されます。


「updown_resistance」は、終値の単純移動平均線の直近の値から、2期間前までの値を比較し、移動平均線の方向の変化を検出していますが、移動平均線そのものは表示されません。


「updown_resistance」が表示するのは、短期的なサポートラインとレジスタンスラインですので、価格が簡単にブレイクする可能性もありますの注意しましょう。


また、移動平均の算出方法や適用価格は固定値が設定されているため変更はできません。


updown_resistanceを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

updown_resistanceのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


updown_resistance


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


updown_resistanceのパラメーター解説


updown_resistanceパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


「updown_resistance」のパラメーターは、「PERIOD」「period」の2項目のみですが、「PERIOD」はただのラベルですので、パラメーターに数値やテキストを入力しても、インジケーターの動作に影響はありません。


入力項目 入力内容

PERIOD

ラベルのためインジケーターの動作に影響はありません。

period

移動平均線の算出期間


初期値:6


価格の変化に対するインジケーターの反応速度が変化します。


「period」は、移動平均線の算出期間を設定するための項目です。


設定した値に応じて値動きに対するインジケーターの反応速度が変化します。


算出期間を長く設定すると、移動平均線の変化が緩やかになるため、表示されるライン同士の幅が狭くなります。


まとめ


「updown_resistance」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。


  1. 移動平均線の転換をもとにサポートラインとレジスタンスラインを表示する。

  2. 移動平均線自体は表示されない。

  3. レジスタンスラインは青いライン、サポートラインは赤いラインで表示される。


「updown_resistance」は、短期的なサポートラインやレジスタンスラインの水準を分析したい方に向いているインジケーターです。


移動平均線をもとにしたサポートラインとレジスタンスラインが、実際の相場でどの程度機能するのか充分に確認した上で、使用した方が良いかもしれません。

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