移動平均線の交差とRSIをもとにトレンドの方向と始まりを表示するMT4インジケーター「sidus_v.2」
更新日時:2020年06月13日 09:56トレンドの始まりを知らせてくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「sidus_v.2」は、2本の移動平均線とRSIにもとづいてシグナルを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドを捉えたい方
トレンドの転換を分析したい方
移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスをシグナルとして使用している方
以上のような方のためにこの記事では、「sidus_v.2」について解説します。
sidus_v.2の概要
「sidus_v.2」を起動すると移動平均線と矢印が表示されます。
短期移動平均線は青色のラインで表示され、長期移動平均線は赤色のラインで表示されます。
矢印はトレンドが始まったことを示すシグナルで、上向きの矢印は上昇トレンドのシグナル、下向きの矢印は下降トレンドのシグナルです。
「sidus_v.2」は以下の条件が揃った時にシグナルを表示します。
短期移動平均線>長期移動平均線かつRSI>50の場合、上向きの矢印を表示。
短期移動平均線<長期移動平均線かつRSI<50の場合、下向きの矢印を表示。
上向きの矢印が表示された場合は上昇トレンドが発生した可能性をしてしており、反対に下向きの矢印が表示された場合は下降トレンドが始まった可能性を示しています。
また、シグナルが表示されたときにアラートで通知することも可能です。
sidus_v.2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
sidus_v.2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
sidus_v.2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
FastEMA |
短期移動平均線の算出期間 初期値:14 値動きに対する短期移動平均線の反応速度が変化します。 |
SlowEMA |
長期移動平均線の算出期間 初期値:21 値動きに対する長期移動平均線の反応速度が変化します。 |
RSIPeriod |
RSIの算出期間 初期値:17 RSIの算出期間を設定します。 |
Alerts |
アラートの有効/無効 初期値:false trueに設定するとアラートが有効になります。 |
「FastEMA」「SlowEMA」は、移動平均線の算出期間を設定するための項目で、小さな値に設定すると短期的な値動きが移動平均線に反映され、大きな値に設定すると長期的な値動きが反映されます。
「RSIPeriod」は、RSIの算出期間を設定するための項目で、値に応じてインジケーターの反応速度が変化します。
「Alerts」は、アラートの有効/無効を設定するための項目で、trueに設定するとサウンドアラートが有効になります。
まとめ
「sidus_v.2」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
移動平均線とRSIにもとづいてシグナルを表示する。
短期移動平均線>長期移動平均線かつRSI>50の場合は上向きの矢印を表示。
短期移動平均線<長期移動平均線かつRSI<50の場合は下向きの矢印を表示。
「sidus_v.2」は、トレンドは始まり分析したい方に向いているインジケーターです。
また、トレンドが転換した際にもシグナルを表示するため、転換を捉えたい方にも向いています。