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T3MAをサブウィンドウに6本まで表示できるMT4インジケーター『T3 Taotra』

更新日時:2019年10月28日 09:03

T3Taotra画像


「T3_Taotra」は、T3移動平均線をサブウィンドウ上に、最大6本まで表示することができるインジケーターです。


「T3_Taotra」は、次のような方に向いているインジケーターです。


  1. 移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロスをシグナルとして利用している方

  2. トレンドを捉えたい方

  3. パーフェクトオーダーを分析に利用している方


上記のような方のために、「T3_Taotra」の使い方やパラメーターの設定について解説します。


  1. T3_Taotraの概要
  2. T3_Taotraを表示する方法
  3. T3_Taotraのパラメーター解説
  4. まとめ

T3_Taotraの概要


T3移動平均線とは、指数平滑移動平均線(EMA)を3回平滑化させたもので、SMAやEMAに比べて非常に滑らかな移動平均線です。


複数の異なる期間のT3MAを表示することで、相場の流れを視覚的に判断したり、クロスなどをエントリーやエグジットの判断に使ったりすることができるため、T3MAを利用した手法を使っている人にとって非常に便利なインジケーターです。


T3_Taotraを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

T3_Taotraのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


T3_Taotra


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


T3_Taotraのパラメーター解説


T3Taotraパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

MA_Period_1

移動平均線1の算出期間


初期値:3


値を大きくすると価格に対する黄色の移動平均線の反応が緩やかになります。

MA_Period_2

移動平均線2の算出期間


初期値:5


値を大きくすると価格に対する赤色の移動平均線の反応が緩やかになります。

MA_Period_3

移動平均線3の算出期間


初期値:0


値を大きくすると価格に対する赤紫色の移動平均線の反応が緩やかになります。

MA_Period_4

移動平均線4の算出期間


初期値:0


値を大きくすると価格に対する水色の移動平均線の反応が緩やかになります。

MA_Period_5

移動平均線5の算出期間


初期値:21


値を大きくすると価格に対する白の移動平均線の反応が緩やかになります。

MA_Period_6

移動平均線6の算出期間


初期値:34


値を大きくすると価格に対する青色の移動平均線の反応が緩やかになります。

b

加速因数


初期値:0.7


0から1の間で設定する。0にすると通常の指数平滑移動平均線になります。


移動平均線の期間を0に設定すると、そのT3MAは非表示になります。


移動平均線5は白に設定されていますので、チャートの背景色を白に設定している場合は、背景色を変更するか移動平均線の色を変更しましょう。


移動平均線の色を変更する場合は、「チャート上で右クリック」→「表示中のインジケーター」→「AMA」→「色の設定」から変更できます。


まとめ


「T3_Taotra」を使用する際のポイントは以下の通りです。


  1. 通常の移動平均線と見方は同じ。

  2. 算出期間を0に設定した移動平均線は非表示になる。


「T3_Taotra」は複数の移動平均線を一度に表示できるため、複数の移動平均線の交差をシグナルとして使用している方に向いています。


T3は滑らかなラインを描写する反面、価格への反応は緩慢ですので、価格に対する反応速度を重視する方は、使いにくく感じる可能性があります。

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