TMAとバンドを表示して各種アラートで通知してくれるMT4インジケーター『TMA+CG mladen2』
更新日時:2019年10月29日 11:58「TMA+CG mladen2」は、三角移動平均線をもとにしたバンドをチャート上に表示するインジケーターです。
「TMA+CG mladen2」は、以下のような方に向いています。
価格が転換するポイントを調べたい方
逆張りの手法を使用している方
マルチタイムフレーム分析を取り入れている方
上記のような方のために「TMA+CG mladen2」の使い方やパラメータの設定方法について解説します。
TMA+CG mladen2の概要
インジケーターを起動すると、三角移動平均線が破線で表示され、バンドの上限が黄色のライン、下限が水色のラインで表示されます。
三角移動平均線(TMA)とは、移動平均を2回平滑化した移動平均線のことで、非常に滑らかな曲線を描きますが、加重移動平均線のように直近の価格に加重しているわけではないため反応は早くはありません。
価格がバンドにタッチした際に各種アラームで通知、価格が上のバンドを抜けて戻ってきた際は下向きの青矢印を、下のバンドを抜けて戻ってきた際は黄色の上矢印を表示します。
マルチタイムフレームに対応しているため上位時間足のバンドを表示することも可能です。
注意点として、このインジケーターで表示される矢印に関してはリペイントすることがあるため、トレンドや相場の確認、エントリー時の判断材料などに使用するのがいいかと思います。
TMA+CG mladen2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
TMA+CG mladen2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
TMA+CG mladen2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
TimeFrame |
Current time frame |
HalfLength |
インジケーターの算出期間 初期値:56 価格に対するインジケータの反応が緩やかになります。 |
Price |
適用価格 初期値:6 価格に対するインジケーターの反応が変化します。 |
BandsDeviations |
偏差 初期値:2.5 バンドの上限と下限のレベルが変化します。 |
Interpolate |
補間の有効/無効 初期値:false trueに設定すると補間が有効になります。 |
alertsOn |
アラートの有効/無効 初期値:false trueに設定するとアラート機能が有効になります。 |
alertsOnCurrent |
直近のバーでアラート発信 初期値:false 直近のバーを基準にアラートを発します。 |
alertsOnHighLow |
バンドアラートの有効/無効 初期値:false trueに設定すると価格とバンドの接触でアラートを発します。 |
alertsMessage |
アラートメッセージの有効/無効 初期値:false アラートメッセージの有効/無効を設定します。 |
alertsSound |
音声通知の有効/無効 初期値:false trueに設定すると音声通知が有効になります。 |
alertsEmail |
メールアラートの有効/無効 初期値:false trueに変更するとアラートが発せられた際にメールで通知します。 |
showArrows |
矢印の表示/非表示 初期値:true falseに変更すると矢印が非表示になります。 |
初期設定の状態ではアラート機能は無効になっていますので、必要な場合はtureに変更してアラートを有効にしましょう。
まとめ
「TMA+CG mladen2」の使い方やパラメータについて解説しましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
価格とバンドの接触で矢印を表示。
音声通知・メール通知・メッセージ通知を使用できる。
マルチタイムフレーム分析で対応している。
「TMA+CG mladen2」は、価格が転換するポイントを調べたい方に向いているインジケーターです。
また、マルチタイムフレーム分析にも対応しているため、活用できる場面も多いのではないでしょうか。