FXで何やっても勝てなくて、やったコト

2本のシグナルラインを持つMACDを表示するMT4インジケーター「ytg_DveMashki_ind_w_Signals」

更新日時:

ytg_DveMashki_ind_w_Signalsスクリーンショット

トレンドの方向を分析できるMACDベースのインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「ytg_DveMashki_ind_w_Signals」は次のような方に向いています。

  1. トレンドの方向を分析したい方

  2. MACDを使用している方

  3. 相場の分析にエリオット波動理論を採り入れている方

上記のような方のためにこの記事では、「ytg_DveMashki_ind_w_Signals」について解説します。

  1. ytg_DveMashki_ind_w_Signalsの概要
  2. ytg_DveMashki_ind_w_Signalsを表示する方法
  3. ytg_DveMashki_ind_w_Signalsのパラメーター解説
  4. まとめ

ytg_DveMashki_ind_w_Signalsの概要

MACDはサブウィンドウ上にMACDとシグナルライン・ヒストグラムを表示するものが多いですが、「ytg_DveMashki_ind_w_Signals」はローソク足と一緒に2種類のシグナルラインを表示するMACDベースのインジケーターです。

一般的なMACDではMACDとシグナルラインの差をヒストグラムとして表示しますが、「ytg_DveMashki_ind_w_Signals」で表示されるヒストグラムは、MACDを算出する際の基準線と相対線の差を示しています。

青色のヒストグラムが表示されている場合はMACDが上昇していることを示しており、反対に茶色いヒストグラムが表示されている場合はMACDが下降していることを示しています。

シグナルラインは水色と黄色でそれぞれ表示され、黄色いシグナルラインの算出期間は14、水色のシグナルラインの算出期間は70に設定されています。

インジケーターの開発者であるasystem2000は、「ytg_DveMashki_ind_w_Signals」をエリオット波動分析に役立てることができると述べています。

ytg_DveMashki_ind_w_Signalsを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

ytg_DveMashki_ind_w_Signalsのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

ytg_DveMashki_ind_w_Signals

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

ytg_DveMashki_ind_w_Signalsのパラメーター解説

ytg_DveMashki_ind_w_Signalsパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

パラメーターの設定項目は、各種ラインの平滑化方法や色を設定する項目とヒストグラムの色を設定する項目に分かれています

入力項目 入力内容

ma_1

基準線の算出期間

初期値:28

MACDの基準線の算出期間を設定します。

ma_2

相対線の算出期間

初期値:144

MACDの相対線の算出期間を設定します。

method

平滑化方法

初期値:3

MACDの平滑化方法を設定します。

price

適応価格

初期値:0

MACDの適用価格を設定します。

signal

シグナルライン算出期間

初期値:14

シグナルラインの平滑化期間を設定します。

s_method

シグナルラインの算出方法

初期値:0

シグナルラインの平滑化方法を設定します。

signal2

シグナルライン2の算出期間

初期値:70

シグナル2の平滑化期間を設定します。

s_method2

シグナルライン2の算出方法

初期値:0

シグナルライン2の平滑化方法を設定します。

color1

MACD上昇時の色

初期値:DarkSlateBlue

MACDが上昇している時の表示色を設定します。

color2

MACD下降時の色

初期値:Maroon

MACDが下降している時の表示色を設定します。

color3

シグナルラインの色

初期値:Yellow

シグナルラインの表示色を設定します。

color4

シグナルライン2の色

初期値:MediumTurquoise

シグナルライン2の表示色を設定します。

「method」はMACDの基準線と相対線の算出方法を設定するための項目です。

0に設定すると単純移動平均、1は指数平滑移動平均、2は平滑化移動平均、3に設定すると線形加重移動平均が適用されます。

「s_method」「s_method2」は、シグナルラインの平滑化方法を設定するための項目で、使用できる移動平均は「method」と同じです。

まとめ

「ytg_DveMashki_ind_w_Signals」の特徴をまとめると以下の通りです。

  1. 2種類のシグナルラインを表示するMACDベースのインジケーター

  2. ヒストグラムは、MACDを算出する際の基準線と相対線の差を示している。

  3. 青色のヒストグラムが表示されている場合はMACDが上昇している状態。

  4. 茶色いヒストグラムが表示されている場合はMACDが下降している状態。

「ytg_DveMashki_ind_w_Signals」は、相場の分析にエリオット波動理論を採り入れている方に向いているインジケーターです。

また、MACDの示す方向をローソク足と一緒に表示したいという方には、丁度良いインジケーターなのではないでしょうか。

変則的なMACDであるため実際の取引で使用する場合は、うまく機能するのか十分に検証を行った上で使用した方が良いかもしれません。